東京駅で謎すぎる落とし物…なぜ? 鉄道マニアがさまざまな理由を予想

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「あの…ここ東京駅ですけど…」

旅行が大好きで、一年のうち250日以上は旅行をしているというりゅうさん(@RYU_CAT_10)。東京駅で思いもよらない落とし物を発見しました。

駅構内に落ちていた乗車券。きっぷの落とし物自体は珍しくはないかもしれませんが、それをよく見てみると――。

なんと、乗車駅を示すところに「天王寺」とあります。天王寺駅は大阪市天王寺区にある駅。なぜ、そこで買われたきっぷが、東京に…?

可能性として考えられるのは、このきっぷの購入者がまず天王寺駅で乗車後、新大阪に行き、そこから新幹線に乗り換えて東京まで来たという説です。

しかし、天王寺から新大阪までの運賃は、JR使用時で230円(2024年現在)。ところが、この切符に書かれている金額は320円であり、料金が合いません。しかもこの切符、穴が開いていないところから、未使用(改札を通していない)であることも分かります。

謎は深まるばかり・・・。

不思議な切符を発見したりゅうさん。それをX(旧Twitter)で紹介したところ、たくさんの方々からの反響が。切符が落ちていた理由について予想する声もありました。

「切符は買ったけど御堂筋線に乗ったと思われます」
「大阪寄ったついでに寄り道しようとして、切符買ったものの時間なくてイラネってなったとかw」
「切符の使い方分からなかったとか?」
「買うだけ買ってICカード使ったのかな」
「ただ記念として買ったのを落としてしまった説を願いたい」
「これは鉄道マニアの完璧なアリバイトリック‥!」

自分も天王寺へ――そして沖縄に初上陸!

奇妙な落とし物を見つけたりゅうさんですが、その後ご自身も「気まぐれ」で大阪に向かったといいます。

「大阪へは普段からよく行くのですが、今回は地下鉄を使って難波や心斎橋に行ってました。そしてせっかくならと天王寺にも行きました」(りゅうさん)

天王寺駅では、東京駅で見かけた切符に印字されていたのと同時刻に、同じ値段の切符を購入されたとのこと。

そして、大阪でしばらく過ごした後、今度は大阪国際空港(伊丹空港)で飛行機に乗り、何と沖縄へ――。

沖縄は初訪問だったというりゅうさん。国際通りや首里城に行き、日帰りだったもののとても楽しかったそうです。

  ◇  ◇

大阪→沖縄と旅をしたりゅうさん。しかも、この直前には、群馬県高崎市でSLを撮影していたそうです。

思わぬ切符の落とし物にも驚きでしたが、りゅうさんご自身のフットワークの軽さにも驚かされますね(笑)。

旅行好きなりゅうさん、いつも明確な目的はなく、行き当たりばったりな一人旅を楽しんでいるといいます。“旅行の魅力”についておうかがいしたところ、このように語ってくれました。

「いろんな人と関われることだと思います。宿の人や観光案内所の人と話すのはもちろん、そこに住んでる人たちや同じ場所に来た旅人と話をしたりもします。同じ旅人でもその場所に来た理由、どこから来たのか、どうやって来たのか…全てにおいて同じ人は1人も居ないので話が弾みますし、旅行自体が自分を見つめ直すリフレッシュになると思います」

■りゅうさんのX(旧Twitter)はこちら
 →https://x.com/RYU_CAT_10

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