降格させる、休日出勤させる…職場におけるパワハラの線引きは? 2位「執拗な叱責や人格否定」、1位は?

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

株式会社ドリームプランニング(横浜市中区)が運営する不動産のお悩み解決サイト『URUHOME(ウルホーム)』は、このほど「パワハラ問題」に関する調査結果を発表しました。同調査によると、職場におけるパワハラの線引きは「暴力行為(殴る蹴る等)」が1位となりました。また、職場でパワハラを経験・見聞きしたことについては、「職場でのパワハラを目撃したことがある」人が最多となったそうです。

調査は、時事問題や社会情勢に興味・関心を持つ全国の20~70代以上の男女500人を対象として、2024年8月にインターネットで実施されました。

   ◇  ◇

時事問題や社会情勢に興味・関心を持つ500人に「職場におけるパワハラの線引き」を尋ねたところ、1位「暴力行為」(89.4%)、2位「執拗な叱責や人格否定」(88.0%)、3位「不当な評価や降格」(81.0%)、4位「威圧的な態度」(79.4%)という結果になりました。それぞれの回答についてのコメントは以下の通りです。

【1位:暴力行為(殴る蹴る等)】
▽暴力を振るうのはパワハラというより犯罪(50代男性)
▽社長の子どもに同じことができるか考えてみてはいかがか(50代女性)
▽暴力はもってのほかだし、上司なら感情に振り回されず仕事して欲しい(30代女性)

【2位:執拗な叱責や人格否定】
▽部下を萎縮させるようなことをしてもメリットはありません(30代男性)
▽昔いた会社で「死ね」と言われたことがあります。かなり不快でした(20代女性)
▽個人的な感情を仕事には持ち込まないで欲しい(40代女性)

【3位:不当な低評価や降格】
▽私欲の不平等が入ったらパワハラ(30代女性)
▽周りの人間からみても明らかに不公平で横柄な態度は上司としてふさわしくない行為だと思う(40代女性)
▽人に対して好き嫌いがあるのは仕方がないとしても、上に立つ人間なら表面上は平等に接するべき(40代女性)

【4位:威圧的な態度(大声等)】
▽上司だから許される、という行為は全てアウト(30代男性)
▽上司というだけで力を持っていると思うので、相手が委縮しないように気を付けることが必要(30代女性)
▽昇進した途端にパワハラをする上司がいるので、昇進時に会社がしっかりと注意をするべき(40代男性)

また、「職場でパワハラを経験・見聞きしたこと」については、1位「パワハラを目撃」(48.0%)、2位「パワハラ被害を受けた」(47.0%)、3位「パワハラの経験・見聞きなし」(17.4%)、4位「パワハラ相談を受けたことがある」(13.6%)という結果になり、以下のようなコメントが寄せられました。

【1位:職場でのパワハラを目撃したことがある】
▽蹴られてる人を見た(40代女性)
▽事務所に人が沢山居る状態で1時間近く説教を行ったりしていた(30代女性)
▽仕事上のミスにかこつけて、その人の容姿を持ち出して叱責しているのを見たことがあるが、聞いているこっちもとても不快に思ったことがある(50代女性)

【2位:職場でパワハラを受けたことがある】
▽遅刻したら2時間以上怒鳴り続けられた(50代男性)
▽パワハラを受けていたときは相談する相手も見つからずきつかった(40代男性)
▽何の落ち度もないのに全力でキックされた。理由は「場の雰囲気を引き締めるため」と言われた(40代女性)

【3位:パワハラを経験・見聞きしたことはない】
▽パワハラがない職場で良かった(40代女性)
▽パワハラを受けたり、見聞き、対応したことはない。今の職場内では、雰囲気的にはそのように感じられない。(20代女性)
▽今はなにかあったらすぐにパワハラ認定されがちなこともあり、双方が敏感になっているため、わかりやすいパワハラというのはそこまで多くはないのかなと(20代女性)

【4位:職場でパワハラに関する相談を受けたことがある】
▽相談を受けたときに、会社を辞めることをすすめました(50代男性)
▽接近禁止命令を出しました。仕事に差し支えたとしてもダメなものはダメです。この線引きをしっかりと持つことが大切だと思います(40代・男性)
▽総務課所属だったためハラスメント担当部署で仕事をしていました。高学歴、地位が高い人からのパワハラが多かったです(40代女性)

   ◇  ◇

【出典】
▽URUHOME/パワハラの線引きはどこから?パワハラ体験も教えて!【アンケート結果発表】
https://uruhome.net/pawahara-saitei/
▽底地・再建築不可・市街化調整区域・共有持分の買取|URUHOME(ウルホーム)
https://uruhome.net

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース