車の左寄せが苦手…「付箋」使って車両感覚をつかむ練習をしてみましょう

村田 創(norico by ガリバー) 村田 創(norico by ガリバー)

左寄せでは進入角度も重要

左寄せでは、車両感覚をつかむことに加えて進入角度も重要です。道と平行にクルマを寄せようと思っても、急な角度で侵入すると左の後輪が寄り切りません。あらかじめ全体的に左へと寄せておき、ハンドルは「少し左に切っては戻す」を繰り返して左に寄せていきましょう。

▽補助ミラーで死角をカバーする手段も

どうしても左寄せに自信がない場合は、死角をカバーする補助ミラーを導入しても良いでしょう。これは、サイドミラーの上部や下部、或いはサイドミラー内の隅に装着する小さなミラーです。 補助ミラーは、左寄せに限らず駐車の際にも役に立ちます。

左寄せに関してよくある質問

▽Q. 左折前は左寄せをしないとダメ?

道路交通法では、車両の左折について「あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、できる限り道路の左側端に沿って徐行しなければならない」と定めています。つまり、ドライバーは左折前に左寄せをしなければいけません。

▽Q. 左側に自転車がいる時の対処法は?

左寄せをしようと思った時、左手の後方に自転車が見えたら、自転車との距離に応じて左寄せするタイミングを考えてください。自転車と充分に距離がある状況なら、先に左寄せしても良いでしょう。一方、左折の手前で前方が詰まっている、或いは赤信号の状況なら、自転車に追い越しをさせてからウィンカーを出し、左寄せした方が安全です。

▽Q. サイドミラーの正しい位置は?

サイドミラーの位置は「景色と地面(道路)が上下に半分ずつ、車体が内側の縦1/4に映っている状態」と覚えておくと、分かりやすいです。詳しくは以下の記事で確認してください。

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【監修】中古車のガリバーが運営・クルマのギモンにこたえるサイト「norico」編集長・村田創
中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!

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