パパの実家に帰省したとき、ママは家事の手伝いをすることが多いですよね。では、ママの実家に帰省した際、パパはどれくらい手伝いをしているのでしょうか。株式会社インタースペース(東京都新宿区)が運営する情報発信メディア『ママスタセレクト』が実施した「ママの実家でのパパの手伝い」についての調査によると、「まったく手伝わない」が最多となったそうです。
調査は、子どもがいるおよび妊娠中の全国の母親812人を対象として、2024年6月にインターネットで実施されました。
調査では、「ママの実家に帰省したとき、パパは家事を手伝いますか」という質問に対して、「自ら手伝う」「お願いされたら手伝う」「自分の親が手伝わせない」「まったく手伝わない」の4つの選択肢から選んでもらいました。
その結果、最も多かった回答は「まったく手伝わない」(32.6%)となりました。回答者のママからは、「家事は女がやるものと固く信じているから」「まるでわが家のようにゴロゴロしている」などの不満が多く寄せられ、一向に動かないパパたちの様子が浮かんできます。
また、「親が手伝わせない」(20.8%)については、「母がキッチンに入ってほしくないタイプだから」「女が家事をするべきと親が考えている」など、ママの実親の意向で手伝わないパパもいることが判明。ある意味「親ブロック」とも言え、ママの親の価値観を尊重しているとも言えそうです。
一方、「お願いされたら手伝う」パパは27.0%。手伝いの内容としては「食事の配膳と片づけ」「子どもの世話」が多く挙げられており、普段から率先して手伝っているパパもいることがうかがえます。
また、「自ら手伝う」というパパは19.6%で「親戚の子どもたちの面倒をみる、食器の片づけなど状況に応じて動いてくれる」「元料理人なので簡単な料理をしてくれる」など頼もしいパパの様子が見て取れる声も目立ちました。
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調査を実施した同メディアは、「日ごろから家事を分担しているのであれば、帰省先でも自然と手伝う意識が起こるのでしょう。逆に言えば、日常生活で家事をしないパパが帰省先で率先して手伝うことは難しいと考えられます」と説明。
そのうえで、「家事以外のことに力を発揮するパパの様子も聞かれたことから、家事にこだわらず、パパが活躍できる場面を見つけてみてはどうでしょうか」と提案しています。