X(旧Twitter)上でいま話題になっている「会社の飲み会」。歓送迎会や忘年会、新年会など会社で開かれる飲み会へ参加するかどうかで議論が巻き起こり、Xでは複数の関連ワードがトレンド入りするなど、多くのユーザーの関心を集めています。
そんななか、あるXユーザーのJJ5RBD / Code10-4第1(@Code10_4)さんの投稿が注目されています。
以前、ある企業の本社に勤務していたJJ5RBDさん。家族は地元に、自身は単身赴任で本社付近に住んでいました。ある日、定期的に開催されている複数部署を交えた飲み会に参加したJJ5RBDさんの隣に、「全然知らないおじさん」が座ったといいます。
どの部署の人かも分からないままでしたが、おじさんから「今なんの仕事してるの?」と問われて話をしていくうちに、仕事の話で盛り上がるように。話の中でJJ5RBDさんが単身赴任中だと知ったおじさんは「じゃあ(地元勤務に)帰っちゃいなよ、来年」。突然の話に戸惑うJJ5RBDさんでしたが、「大丈夫だよ、俺に任せときな」とおじさんは言いました。
するとそれから数ヶ月後、JJ5RBDさんは本当に異動となり地元での勤務に戻れたそう。あとから判明したおじさんの正体は、なんと事業部長だったといいます。JJ5RBDさんは、投稿の最後を「会社の飲み会だりぃってのも分かるんだけどさ、たまーにこういうことがあったりするんだよって話を、折に触れては若い子にしている」と締め括っています。JJ5RBDさんにお話を聞きました。
翌年春に「地元に戻ることができました」
ーー投稿の経緯は
「タイムラインで数日前から職場の飲み会に関する話題を目にすることがあり、そういえばこんなことがあったなぁと自分の体験を思い出したのがきっかけです」
ーー数か月後に地元に戻れたとか
「この件があった翌年の春の定期異動で無事、地元に戻ることができました」
ーー「会社の飲み会」が話題ですが、どうお考えですか。また、参加されることは?
「職場の飲み会は好きという訳ではないのですが、普段は聴けない上司の体験談や、部下の物事に対する考え方を聴ける貴重な機会なので、なるべく行くようにしています。
今どきは飲み会だけが上司、部下のコミュニケーションの場だという訳ではないと思うので、今どきにあったやり方で、社内の人間関係づくりができればそれでいいのではないでしょうか」
ーー2.1万いいねと反響が大きかったです
「何気なく呟いた独り言のようなポストでしたが、思いの外反響があって驚いた一方、皆さん各々の職場で上司部下同僚とのコミュニケーションの取り方に何かと苦労されているのを垣間見たような気がします。
当時は平社員だった私も部下が居る立場に変わりました。私自身、部下の考えや悩みを拾い上げた上で出来る限りのことは応えたいし、日頃から拾い上げるために、今どきの時代にどんなコミュニケーションのやり方があるか考えられる、そんなおじさんになりたいです」