「文句があるなら…」「誰のおかげで…」夫や妻から、こんな言葉を聞いたら要注意! 家庭内モラハラでよくあるセリフ10選

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家庭内モラハラでよくあるセリフとは

家庭内でモラハラをする夫や妻には、よく使われる共通のセリフもあります。もし、配偶者がこれに似た言葉をよく口にするのなら、要注意です。

▽誰のおかげで生活できると思っているんだ

妻より収入の多いモラハラ夫に多いセリフです。「自分がいないと生活できないだろう」「家を追い出されたくなければいうことを聞け」などと言うこともあります。こういうタイプの夫は、会社でも部下に「俺の言う事を聞かないとどうなるか分かっているのか」などとパワハラをしている可能性があります。

▽いつも家にいるくせに

専業主婦を小ばかにしている夫は、しばしば「一日家にいて、こんなこともできないのか」「どうせ、暇で昼寝でもしていたんだろ」などといったセリフを吐いて、妻よりも家計に貢献していることを誇示しようとします。家にいても、家事や育児にと妻は忙しく働いているのですが、夫はそんな妻の苦労を理解しようとはしません。

▽いつも気楽でいいよなあ

自分は優れていて、自分がいないと家計が成り立たないと思っている夫は、妻が自分に頼り切って楽をしているように見えます。このため「主婦は気楽だなあ」「俺もそんな楽な仕事をしてみたいよ」などと言って、妻の役割を軽んじます。

▽文句があるなら、俺と同じだけ稼いでこい

妻が専業主婦の家庭では、夫は会社で働き、妻は主に家事を担うという役割分担で生活を維持しています。本来、それは助け合いであり、上下関係はないはずなのですが、モラハラ気質の夫は、自分のほうが上の立場だと勘違いしています。

このため「一銭も稼いでいないのに、偉そうなことを言うな」「金も稼げない半人前のくせに」などと言って、妻を抑圧します。こうしたことを言うモラハラ夫は、自分が稼いだお金は、全て自分のものと考えている可能性があります。

▽男のくせにこんなこともできないの

モラハラ妻は、勝手に自分の理想の男性を作り上げ、それと比較して夫を非難します。「男のくせにだらしない」「隣の旦那さんならできるのに」などと、夫の欠点や失敗をあげつらい、自信を失わせます。こうした妻は「男なら、何があろうと妻のために尽くすのは当たり前」と勝手に思い込んでいます。

▽そんなこともわからないなんて情けないわね

相手を見下して、精神的に追い詰めるのはモラハラの大きな特徴で、夫であろうと妻であろうと変わりません。自分が知っていることやできることを、夫が知らなかったりできなかったりすると、途端に「そんなことも知らないの」「もう少し勉強したら」などと見下す妻がいます。

わざわざ「ダメな人ね」と付け加えることもあります。こうした妻は、自分の思い通りにならないと不機嫌になり、夫に当たるのも特徴です。

▽文句があるのなら、もっと稼いできたら

夫が自分のために稼いでくるのは当たり前だと思っている妻は、平気で夫に「給料が少ない」「もっと働いて稼いでこい」などと言います。こうした妻は「男は妻に贅沢させるものだ」と信じていて、自分の好きなものが買えないと夫に不満をぶちまけます。

▽お前なんて生まれてこなければよかったのに

子どもに対するモラハラで多く、最も子どもを心理的に傷つける言葉が「生まれてこなければよかったのに」「生まなきゃよかった」です。慕っている親にそんなことを言われると、子どもは自分の存在が親を苦しめているのだと感じ、罪悪感を抱きます。

「生まれてきてよかった」と思えずに育った子どもは不幸です。親は感情的になって発してしまった言葉かもしれませんが、子どもの心の傷は長く残ります。

▽あんたは何をやってもダメな子だね

夫や妻を見下す親は、子どもに対しても見下す態度を取ることがあります。子どもが失敗するのは当たり前なのに、失敗しない方法を教えることも、励ますこともしません。ただ「どうしてできないの」「何をやらせてもダメなんだから」と言うばかり。それでは、子どもは自信を失い、消極的な子どもになってしまいます。

▽子どものくせに偉そうに言うな

常に自分が正しいと思っている親は、子どもに対しても自分の意見を押し付け、相手の気持ちや意見を聞こうとはしません。何か言おうとしても「親の言う事を黙って聞け」「口答えをするな」と言うばかりです。

そうしたことが続くと、子どもは何を言っても無駄だと諦めてしまい、物事を自分で考えたり、問題を解決しようとしなくなってしまいます。また、親と同じように他人の意見を聞かない大人になってしまうかもしれません。

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