「ヤバい!今日、タブレット入ってた」小学生男子の「ランドセル」の扱いに驚き…「そりゃ壊れるよね」

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

体育や音楽の参考映像を観たり、生徒の解答を投影したり、短編動画を作ったり

ーー娘さんの小学校では、「タブレット」の貸与は何年生からですか?

「1年生から貸与されます。教室に備えつけになっていて、自分の出席番号のものを使います。たまに宿題などのためにクラス全員が家に持ち帰ることもありますが、持ち帰る際は親がサインをした用紙を学校に提出します」

ーー子どもたちは学校で、「タブレット」でどんなことを学習しているのですか?

「図工の作品や理科で育てている植物の様子を撮影したり、体育や音楽で動画を撮影して練習の参考にしたり、座学では、例えば、算数の文章題を読んで立式して解答するときに、全員が各自のタブレットのペイントのような画面に式と解答を書いて先生のアカウントに送信し、先生が面白い解答をした生徒の画面を教室のモニターに映して、全員で考えるような使い方をしています。

社会の授業では、動画編集ソフトを使って『わたしたちの市』のような短編動画を作ったりもしていました。給食室の先生が人気のレシピを配信してくださったり、担任の先生が懇談会の資料をタブレットに入れておいてくださることもあります」

ーー娘さんは自分のタブレットも持っている…?

「家では親のiPadを使っています。YouTubeで流行っている動画を観たり、娘はピアノを練習しているので、今教わっている曲を上手い人が弾く動画を観て参考にしたりしています。学校で使っている自分のアカウントに家からもアクセスできるので、宿題を提出したり、学校で撮った図工の作品や体育の写真や動画を見せてくれたりします」

ーー「タブレット」の扱いについて、学校からの注意喚起などはありますか?

「先生の許可がない限りはお友達の顔の写真を撮ってはいけない、家でも宿題に必要な写真以外は撮ってはいけない、壊れやすいから大切に扱うように、などの注意があったそうです。親向けには、学校が入れたもの以外のソフトをインストールしないようになどの注意がありました」

◇ ◇

「タブレット」や「スマホ」を介して、子どもたちが犯罪やトラブルに巻き込まれないよう、大人たちが細心の注意を払っていても、いつの時代もそんな大人の想像を軽々と上回ってくるのが子どもたち……なのかもしれない。

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