先日、個人情報が詰まった「スマホ」を公園に放置したまま、どこかに遊びに行ってしまった小学生の「危機管理能力」を危惧するポストがX(旧Twitter)で話題になった。それに関連して、小学生の子どもを持つ星井サキコ(@syulan2)さんが、「学校から借与される『タブレット』」と、高級化する「ランドセル」にまつわる小学生たちの驚きのエピソードをXに投稿。大きな注目が集まった。
破損、そして破損!
「なにしろ小学生は学校から貸与される頑丈なケース入りのタブレットですら、
・公園の高い木の枝にボールが引っかかったのを、タブレットが入ったままのランドセルをすべり台の上から放り投げてボールに当てて落とそうとして破壊
・タブレットが入ったままのランドセルをたくさん並べて、その上で走り幅跳び(ランドセル3つ飛び越えた、4つ飛び越えた! みたいな)をして、ランドセルにバンバン尻もちをついて破壊
・タブレットが入ったままのランドセルをラグビーボール代わりにラグビーをして破壊
・タブレットが入ったままのランドセルをベース代わりに野球をして破壊
みたいな日常だから」
あらゆる方法で「タブレット」を破壊する小学生たちのダイナミックなエピソードの数々に、多くの反響が寄せられた。
「ランドセル」の扱いがすご過ぎる!
「先生や保護者の方は大変だろうが、破壊の仕方にホッコリしてしまった」
「今どきの小学生も子供らしく遊んでるんだなとホッコリした」
「借り物は大切に扱わないといけない…と頭ではわかっていてもやらかすのが小中男子というもので、アイツらに持たすのが間違いとママ友たちと話題になったことあります」
また、「タブレット」もさることながら、平均購入価格5万~7万円と言われる「ランドセル」の扱いに驚くコメントも見受けられた。
「ランドセルの扱い、すご過ぎる」
「ランドセルの活用がすごい(笑)」
「ランドセルの方が心配になるぜ…」
現代の小学生は、生まれた時から「タブレット」をおもちゃのひとつとして親しんできたデジタルネイティヴ世代。そんな彼らのダイナミックな行動について、星井さんにお話を聞いた。
「おたまじゃくし」でもタブレットが破損!
ーー小学生たちの数々の「タブレット」破壊エピソードは、星井さんご自身が目撃されたものなのですか?
「大半がそうです。全部、男の子たちでした(笑)。木に引っかかったボールを取ろうとすべり台からランドセルを投げていたのは、近所の公園で下の子を遊ばせている時に目撃しました。子どもたちが、『今日タブレット持って帰る日だった、ヤバい!』と話し始めたのでびっくりしました。
ランドセルで幅跳びをしていたのは、下の子を幼稚園に送っていく時に見かける近所の男の子たちです。いつも登校前に幅跳びをしていて、『なんかランドセルが硬い!』『いけね、今日タブレット入ってる日だった!』と騒ぎ始めたのでびっくりしました…。
ランドセルでラグビーと野球は、懇談会で先生から、他の学年でこんなことをしたお子さんがいる、という注意がありました。他にも、私の友人のお子さんは、『おたまじゃくし』でもタブレットが反応するのかが気になり、学校でお友だちと試して壊してしまったそうです…」