モラハラ旦那が許せない!←でも仕返しなんて考えないで 一番の復讐は「別れて幸せになること」だから…夫婦カウンセラーが解説する“離婚の準備”

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モラハラ旦那との離婚準備に必要なこと

モラハラ旦那との離婚を決意したら、離婚裁判までいくことを覚悟する必要があります。裁判で離婚が認められるよう、しっかり準備しておきましょう。

▽証拠を準備する

離婚調停や離婚裁判になったら、モラハラなど結婚生活を続けられない理由があることを証明しなければなりません。そのために次のような証拠が必要です。

・自分に向けられた暴言や理不尽な要求の録音音声
・一方的な要求や命令が書かれた手紙やメール、SNSのメッセージ
・高圧的な言動を撮影した録画や画像
・日常的にモラハラを受けたことを記録した日記やメモ

モラハラ行為があったことを第三者に納得させることは、思った以上に難しいことです。証拠が少なかった場合、ただの夫婦喧嘩と判断されてしまうことがあります。つらくて難しい作業ですが、できるだけ多くの証拠を集めておきましょう。

▽モラハラに詳しい弁護士に相談する

不倫や浮気、DVなどと違って証拠が残りにくいモラハラによる離婚裁判は、相手の抵抗もあって難航することがあります。できれば、離婚に詳しい弁護士に早くから相談し、アドバイスを受けながら万全の準備を進めましょう。

モラハラ旦那が嫌いすぎるのなら、離婚の検討を

旦那のモラハラがひどく我慢できないのなら、仕返しなどは考えず、早く離婚することを考えましょう。下手に仕返しや復讐を考えると、「喧嘩両成敗」という結果になるかもしれません。ただし、「旦那が嫌い」という理由だけでは離婚は困難です。モラハラに詳しい弁護士に相談して準備をしましょう。

冷静に話し合いを求めても話にならない相手なら、これ以上何をしても無駄なのかもしません。現実、同居しながら離婚調停を申し立てたり、離婚訴訟を提起したりするのは難しいので、「離婚調停を申し立てる前に別居する」というのが一般的です。

そのため、感情的に勢いで別居することはせずに、これまでの証拠や資産が把握できる書類や通帳のコピーなども持って別居する準備を整えましょう。

   ◇   ◇

◆高草木 陽光(たかくさき・はるみ)夫婦カウンセラー/課題解決型マッチングメディア「リコ活」専門家

これまで9,000人以上のカウンセリングを行い、夫婦問題・家族問題で悩む人を解決に導くお手伝いをする夫婦カウンセラー。美容師、育毛カウンセラーを経て、結婚して専業主婦となるが、夫の束縛や価値観の押し付けに違和感を覚え「結婚生活とは何か」ということを深く考え始める。書籍に「なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか」(左右社)、「心が折れそうな夫のためのモラハラ妻解決BOOK」(左右社)、メディア実績にNHK総合「あさイチ」、フジテレビ「ホンマでっか!?TV」、テレビ朝日「羽鳥慎一 モーニュングショー」、「ABEMA Prime」などがある。

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「リコ活」は、夫婦問題の課題解決型メディアです。夫婦関係のトラブルや離婚で悩む人に、専門家とのマッチングの場を提供するとともに、家族のカタチが多様化する時代にあわせた最新情報を発信しています。

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