嫌いすぎるモラハラ旦那へのイライラを解消するには
モラハラ旦那の心無い言葉や、人を見下す態度にイライラしたときはどうすればいいのでしょうか。
同じようなことをすればいいと考える妻もいますが、妻が旦那に同じことをすると、かえって関係がこじれて「どちらも悪い」という話になりかねません。被害者だったはずなのに、加害者にされてはつまらないので、やめましょう。
モラハラを受けて感情的になることもあるかもしれませんが、まともに相手をするとモラハラ旦那の思う壺。うまくやり過ごしておきましょう。イライラが募ったときの対処法や気分転換の方法として、以下のようなことがあげられます。
▽できるだけ距離を取る
モラハラ旦那の攻撃的な言葉や態度から身を守るには、とりあえず距離を取ることが大切です。できるだけ顔を合わせずに、違う部屋で過ごしたり、休日には外出したりします。趣味を見つけたり、資格取得のための勉強を始めたりして、旦那のことを忘れて集中できる時間を作るのもいいでしょう。
▽第三者に相談する
モラハラ旦那は、外面が良いことが多く、外では「妻思いの良い旦那」で通っていることもあります。このため、妻はモラハラ被害を周囲に理解してもらえず、孤立してストレスを抱えることがあります。
旦那への不満が限界に達し、我慢できなくなったら、信頼できる知人など第三者に相談して、旦那の言動がモラハラなのかどうかを判断してもらうといいでしょう。現在の状況を客観的に判断してもらえますし、誰かに話すことでストレスも解消されます。友人や知人でなく、自治体や弁護士事務所の相談窓口に相談するのも一つの手です。
▽子ども扱いして相手にしない
モラハラ旦那は、自分が常に相手より正しいと思い、気に入らないと暴言を吐いたり、すねて冷たい態度を取ったりします。自分が失敗したのに、それを妻のせいにすることもあります。よく考えれば、これは非常に子どもっぽい態度です。
そんなモラハラ旦那はいっそのこと、子ども扱いしてしまいましょう。モラハラ旦那の小言や暴言が始まったら、「はい、はい」と何も答えずに聞き流す。不機嫌そうな態度をとっても気づかぬふり。子どもなら機嫌を取る必要もありますが、大の大人にそんなことは必要ありません。
心の中で「子どもじみてバカみたい」と思いながら聞き流せば、腹も立ちません。そして、いつか必要となる日のために、そっとレコーダーやスマホの録音アプリを起動させておきましょう。
モラハラ旦那を後悔させられる?
旦那が嫌いになるほどモラハラを受け続けていると、なんとかして旦那に仕返しできないか、モラハラを後悔させられないかと考えるようになるものです。モラハラ旦那を後悔させるには、どのような方法があるのでしょうか。
▽仕返しや復讐などは考えない
モラハラ旦那を後悔させる方法として、仕返しや復讐を考える妻も多いでしょう。仕返しや復讐が上手くいって、相手が窮地に追い込まれると、一時的にスカっとするかもしれません。しかし、相手を困らせるというのは、どこかしら後味の悪さも残るものです。モラハラ旦那に合わせて、自分も嫌がらせをするのは止めたほうがいいでしょう。
それに、仕返しや復讐をしようとすると、相手から思わぬ反撃を受ける可能性もあります。下手をすると、自分のほうが加害者となりかねません。いくらモラハラで嫌な思いをしていても、決して感情的にならず、「自分は間違ったことはしていない」と胸を張れるよう行動することが大切です。
▽離婚して相手を忘れること
モラハラ旦那は執着心が強いうえ、承認欲求が強い面もあるので、心の中では「妻をずっとそばに置いておきたい」「妻に認められたい」と思っています。ですから、モラハラ夫に最も効果的な仕返しは、旦那の価値を一切認めず、旦那の元を離れ、さっさと相手のことを忘れることです。
モラハラをする旦那が嫌いで、仕返しをしたい、後悔させたいと思ったら、まずは別居や離婚を考えましょう。突然、離婚を切り出され、「あなたには何の価値もない」と言われたら、旦那は精神的にダメージを受けるはずです。
▽幸せになることが最大の仕返し
晴れてモラハラ夫と離婚できたら、次にすることは幸せになることです。モラハラ夫と別れることで、自由に生き生きと生きることができ、毎日、充実した日々を送っていることを見せつけてやりましょう。
「自分の言う事を聞いていれば間違いない」「俺のおかげでお前は生活できている」などと妻を束縛しようとしていた旦那に、離婚することで幸せになれたという姿を見せることが、最大の仕返しで、相手を後悔させることになるのです。