「世のパパさん…聞こえますか…」の呼びかけから続く投稿に注目が集まっています。「キレイなママは…パパさんが作り上げるものです…人はメンテしないと老けます…出産や子の世話で尚更老けます…パパさんが子を預かって…ママにメンテの時間を作るのです…ママが綺麗でいられるかは…パパ次第なのです…」
2歳と9カ月の姉妹を育てるすず 2y / 9m(@suzu_home、以下すず)さん、その後「ひとこと添えておくと、これは私の愚痴ではなく夫が語っていた考え方です」と、この考えはご主人からの発信だったと明かしました。
これには、「的をついたお言葉」「電車の広告にしたい」「共感」「教科書に載せたい」「ほんとそう!!妻が老けた太ったというのは自分に時間もかけれず食べることだけが癒しだから」「1人目新生児からずーーっと私1人でお風呂入れてるけど、4年くらいボディソープで顔洗ってたわ。旦那に「え、やめな…」って引かれたけど、そう思うなら手伝ってよ…と絶望した」「諦めて子供が大きくなってから、手入れ必死にしました…」と賛同者がたくさん!
さらに「パパが、かわいいね、綺麗だねと言ってくれることがすごい大事だと思います」との意見も上がり、パパ側からも「これが心理ですね。。ちゃんと妻に綺麗になってもらう為にも僕が頑張ります!」「旦那ですが本当にそう思います」と気持ちを新たにする人も。
さらに「育児をしないパパを、育児をするパパに作り上げるのはママ次第です…お互いにモチベを上げていきましょう」と、非協力な夫がいかに多いのかと実感できるコメントも散見されました。
すずさんにこの意見や夫婦関係について話をお聞きしました。
「妻が育児家事担当みたいな考えが最初からない」
――この意見はどのような場面で?
「夫と、休日何する?と話し合っていた時です。夫から『子どもみるから休んだり出かけたりしたら?』と提案してくれました。“30歳過ぎたら遺伝子より生活習慣や自己投資したものが重要”というのをどこかで聞いたらしく、『お互い積極的に自己投資していかなきゃね』とも言っていました」
――すずさんは、自己投資の時間は確保できていますか?
「いえ、当然ながら子どもがいない頃と比べたら全然です。次女の夜泣きがあり、睡眠不足の解消は当分望めないと思います。お風呂も子どもと一緒なので、自分の髪や肌のケアは後回しになってしまいます。ただ、夫に相談すれば1人の時間を作ってもらえるので、可能な範囲で希望通り…と言った感じです」
――ご夫婦で役割分担はありますか?
「特に分担は決めていません。ただ、今は私が育休中なので、子どもに関することや平日の家事は私担当が多いです。夫が休みの日は気づいた人がやります」
――夫さんが家事育児を分担してくれるよう、すずさんから働きかけたことはありますか?
「いえ、もともと夫は妻が育児家事担当みたいな考えが最初からないタイプですね。加えて、私と夫が同じ職業で、男女差がないのも大きいです。私が復職したら忙しさや休みの取りやすさも同じなので」
――家事育児を分担するうえで、ご夫婦間で心がけていらっしゃることはありますか?
「私と夫、どちらでも家庭が回るよう、連絡はマメにしています。物の置き場所が変われば報告しますし、小児科のかかり方や保育園の支度なども逐一共有し、任せられる時にやってもらっています」
――夫さんはどのような性格でしょうか?
「あまりこだわりがなく、周りからは明るくて気楽そうと言われていることが多いです。私も初めはそんな印象でしたが、一緒に過ごしてみたら私より真面目でちゃんとした人でした(笑)」
――仲良しの秘訣を教えてください
「私の場合、時々1人の時間を確保することがとても大きいです。寝不足で子どもの相手をし続けていると、夫に対してイラ立ってしまうことも多くて…。少しでも子どもから離れて1人の時間を作ることで、子どもにも優しくなれます」
◇ ◇
これからの理想の暮らしを尋ねると「今は子どもの成長を楽しみたいのが一番」とすずさん。「やっぱり子どもが第一ですね。でも、できればかっこいいパパとかわいいママであり続けたいと思うので、自分にも気を遣いながら暮らしていきたいです」と言います。
小さな子どものお世話は365日24時間毎日続きます。パパもママも、それぞれの役割からちょっと離れ、1人の時間を楽しむことが、家族全員がしあわせになる秘訣かもしれませんね。
■すずさんX(旧Twitter) https://x.com/suzu_home