「今もコロナの後遺症が残っている」罹患者の25人に1人、コロナ5類移行後の意識の変化は?

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

新型コロナ(以下、コロナ)の罹患を経験した人のなかで、今も後遺症が残っている人はどのくらいいるのでしょうか。オムロン ヘルスケア株式会社(京都府向日市)が全国の20~70代の男女5099人を対象に実施した「感染症に関する意識と行動の変化」に関する調査によると、「コロナの罹患経験がある」人は3割弱となりました。また、そのうちの約2割が「後遺症」があり、「今も後遺症が残っている」人は、罹患経験者のおよそ4%であることが分かりました。

調査は2023年12月にインターネットで実施されました。

まず、「コロナの罹患経験」を調査したところ、全体の27.2%が「罹患経験がある」と回答しました。「コロナの罹患経験がある」と答えた1388人のうち、「後遺症があった」と答えた人は20.2%、さらに、「今でも後遺症が残っている」と答えた人は4.1%(「後遺症がある」と答えた人のうち20.4%)となりました。

また、コロナの罹患経験がある1388人に「自覚症状」を複数回答で答えてもらったところ、「40℃以下の発熱」(66.6%)、「喉の痛み」(54.6%)、「倦怠感」(50.5%)、「せき」(49.7%)、「鼻水・鼻詰まり」(34.4%)などが上位に挙げられました。

次に、コロナ禍(2019年12月)以前とコロナ5類移行前(2020年1月から2023年5月)、現在における「感染症全般への不安」について聞いたところ、「不安」と回答した人の割合は、コロナ禍以前の38.9%からコロナ禍では71.4%まで上昇、5類移行の現在でも50.0%いることが分かりました。

そこで、具体的な不安の内容を複数回答で答えてもらったところ、「再びパンデミックがおこること」(35.4%)「日常生活の中で感染するリスクがあること」(34.7%)、「蔓延時に医療機関が逼迫すること」(28.6%)などが上位に挙げられました。

また、コロナ5類移行前と現在の感染症対策に関する「意識の変化」について聞いたところ、全体の34.9%が「意識が低下した」、49.4%が「変わらない」と回答しました。

ちなみに「最も意識が低下したこと」については、「黙食」(32.3%)、「感染症関連の情報収集」(42.5%)、「テーブルやドアノブの消毒」(46.6%)などが挙げられています。

さらに、コロナ5類移行前と現在の感染症への「備えの意識変化」では、全体の24.8%が「備えるようになった」と回答し、「備えをしなくなった」(11.4%)と回答した人を大きく上回りました。

なお、「コロナ禍以前からコロナ禍にかけて備えたもの」のなかで、増加率が高かったものは「感染症検査キット」(411.2%)、「パルスオキシメータ」(254.6%)、「マスク」(148.3%)でした。さらに、「コロナ5類移行後でも高くなった備え」としては「吸入器」(117.7%)、「常備薬(漢方薬)」(112.1%)、「冷却まくら」(104.1%)などが挙げられ、コロナ禍にかけて高まった備えが5類移行後でも大部分で維持されていることが分かりました。

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