「食事に1時間以上」4歳息子に悩む妻→夫からの提案を実行したら「うちも食べた!」 行動経済学を活かした方法とは

太田 真弓 太田 真弓

好き嫌い、時間がかかる、食べむら、遊び食べ、食べすぎ…子どもの食事に悩みはつきもの。そんな中、ふじっこ4yさん(@fujiko66342273)が、食事に時間がかかる息子さんに、とある策を講じたら大成功! その方法が話題となっています。

「息子が食事に1時間以上かけて遅すぎる件、行動経済学を学ぶ夫から『大きい皿に替えよう』と提案され、いつもの2倍くらいの大きさの皿に盛ったところ、『少ない!もっと食べたい』と言い始め(食事の量はいつもと同じ)、結果20分で食べ終えた!」と報告。

その理由について夫さんから聞いた説明によると、「子どもの食器って小さいから同じ量でも多く見えるんだって。そうなると『こんなに食べれないかも…』って見た瞬間思っちゃって、そうすると完食したいと思う気持ちも始めからなくなって、結果食事が遅くなる。反対に大きいお皿だと『こんだけしかないの??すぐペロリだよ』と思う」と、視覚がいかに大事かということがわかります。

この目から鱗な情報に、「旦那様すごい!!食器を変える、って盲点でした」「保育士です。子どもは視覚優位なので良い方法ですね。更に食べられない子は1口ずつお皿にのせるとたべたりします」「育児って行き詰まることたくさんあるけど、こういうちょっとした工夫と考え方の転換ができると楽に楽しくなるんだよね…素敵!」とX(旧Twitter)では驚きと称賛の声が。

そして実際に試してみた方からは、「マジでこれ効果ある!!いつもよりちょっと多いかな?って量を食べ終えた!」「参考にやってみたら朝晩は8割くらい食べてくれた 偶然?それとも大皿効果??明日以降もやってみます 有益な情報ありがたい」「うちの子(2歳)途中で飽きて食べ物で遊んだりしてたけど、これ試してみたら短い時間で完食してくれました!」とうれしい報告が相次いでいます。

今は子ども用食器を控えているという、ふじっこ4yさんにお話を聞きました。

ごはんは大人用の丼ぶりに、おかず系は大きめの深皿に

――息子さんの食事時間については何歳くらいからお悩みに?

現在4歳なのですが、3歳からです。

――普段の食欲や好き嫌いはどんな感じですか?

好きなものはたくさん食べます。餃子、焼肉、ハンバーガー、寿司などはお腹がはち切れるまで食べます。一方、寿司以外の魚料理は食べたがらないです。

――園や外食先の食事などは?

園でもすごく遅いみたいで、周りが食べ終わってるのを見て焦ってなんとか食べ終えてるみたいです。

――お皿を変えてからの食べる量やスピードはいかがですか?

お皿を変えた瞬間は目に見えて早くなってはいましたが、徐々に慣れてくると少しずつ時間は長くなっている気もします。でも子ども用のお皿を使っていた時よりは早いです。量は増えたままをキープできています。

――ワンプレートではなく、おかずやご飯はそれぞれ盛り付けを?

ごはんは大人のどんぶり用のうつわで、それ以外のおかず系は大人がパスタ等を食べる大きめの深皿で食べています。

――提案された旦那さんは、息子さんの様子を見て何と?

やっぱり子どもには「内発的動機付け」が大事と言ってます。「早く食べろ」と親がせかす「外発的動機」よりも、「ごはん少ないし今日も全部食べられそう」と子どもが自発的に思って行動する「内発的動機付け」が大事、と。

――なるほど!確かに自発的に行動できるとその分達成感も得られそうです。今回の投稿にたくさんの反響がありました。

多くの人が効果があったと言ってくれていて安心しました。

◇   ◇

食事に時間がかかるお子さんたちに、すぐ試してみることができる手軽さも嬉しいですね。コメントでは「ダイエットする時は逆で小さいお皿にこんもり盛ると視覚的にたくさん入っているように見えるから満足感増すって言うよね」「食事量が少なくなっている老人とかにもよいかもな」といった声も寄せられ、大人にとっても役立ちそうですね!

■ふじっこ4yさんX  https://twitter.com/fujiko66342273

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース