「泡の出る入浴剤で楽しく遊んでた子どもが声をかけてくれたから見に行ったんだけど、メッセージとは全く合わないホラーな感じの仕上がりだった…」
9歳の娘さんと、6歳の息子さんを育てているとっとさん(@totto_ikukyu)。お風呂場にて驚きの光景を目撃したというX(旧Twitter)のポストが話題になりました。
とっとさんによると、お風呂に入っていた9歳の娘さんから声をかけられたそうです。
「ととー、きてみてー」
行ってみると、壁にメッセージが。
『ととへ 大すき』
親としては嬉しさがこみあげてしまいそうなメッセージ。しかし、その場の様相はそれとはまったく真逆のものでした。
白の壁のタイルに、書かれた真っ赤な文字。まさか血で書かれたのでは?と思えてしまいます(笑)。もちろん血ではなく、実はバブルバー(入浴剤)を使ったそう。とはいえ、その赤い色と文字のところどころから入浴剤の成分が壁を伝っている様子は、やはり血文字をイメージしてしまいますね(笑)。Xのリプ欄にも、たくさんの反響が。
「ホラーだなぁ笑」
「怨念的な何かを感じずにはいられないですね…」
「廃病院のトイレですかね!?(笑)」
「2時間サスペンスが始まりそう」
「血で描いたダイイングメッセージかと思った」
「大(好き)イングメッセージ・・・」
「でも、こんなこと書いてくれるなんて嬉しいですね」
「好きって気持ちを素直に伝えられる素敵なお子さんですね」
ホラーやサスペンスと思われた方や、それでも娘さんの気持ちに感動したという声など、さまざまなコメントが寄せられました。
また、映画やゲームについて言及する方も。特に「コナン君出動」、「コナン君なら真相に気づいてくれるでしょう」などのように、青山剛昌氏の人気推理漫画『名探偵コナン』を思い出したという声は多数ありました。
他にも、バスルームにメッセージを書くという共通点から、荒井由実さんの楽曲『ルージュの伝言』を連想したという方もいました。
とっとさんにお話を聞きました。
――壁のメッセージは入浴剤で書いたものだったそうですね。
とっとさん:子どもが気に入ってしまい、奮発して「LUSH」(英国初の自然派コスメブランド)の入浴剤を買いました。泡で楽しいのか子どものテンションも高く、また発色も良かったんですよね。
――お風呂場での娘さんの様子は?
とっとさん:「ととー、きてみてー」と言われていくとメッセージがありました。子どもの感覚ではおそらくホラー調という認識はなく、よく書けたので(とっとさんを)呼んだ、くらいの感じだと思います。
――リプ欄にもさまざまなコメントが寄せられましたね。印象に残ったものは?
とっとさん:子どものことなので「ダイイングメッセージ」というのはちょっと手放しで面白いと言い切れないなとは思いつつ、『コナン君』が複数回出てきていたのは面白かったです。あと、知らない映画やゲームを知れて勉強になりました(笑)。
――娘さんは普段はどんなお子さんなのでしょうか?
とっとさん:娘は優しい性格で、「大好き」なども普段から伝えてくれていますが、お風呂の壁に書いてくれたのは初めてです。お風呂で遊ぶのは好きなので、もっと小さい頃から色々遊んでいます。以前祖父母の家に行った際には、お風呂の壁一面を泡だらけにしていたことがあったので、楽しい場所なんだろうと思います。
◇ ◇
見た目はホラーになってしまったものの、それでも父親のことを思い、その気持ちを素直に伝えようとした娘さんの優しさには、心があたたかくなりますね。
■とっとさんのX(旧Twitter)はこちら
→https://x.com/totto_ikukyu