外国人による納豆のアレンジ法がSNS上で大きな注目を集めている。
「台湾人→『納豆に砂糖を入れて混ぜるとふわふわになって美味しい!』と力説してくる
インド人→『納豆は一度衣とあえて揚げてカレーに入れてもいいと思う』と提案してくる
日本人の反応が見たい気持ちが溢れていて大好き過ぎる」
と身近な例を紹介したのはちらいむさん(@chilime)。
件の台湾人、インド人とも必死に納豆の独創的な食べ方を考えたつもりなのだろうが、砂糖を入れたり揚げたりカレーに入れたりというのは既に日本でもやり尽くされたアレンジ。食文化とはなんとも奥深いものだ。
今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「納豆に砂糖は東北方面では普通だと言うし、揚げた納豆美味いし、カレーに納豆入れるし…。うん、普通」
「納豆には絶対に砂糖を入れてふわふわにしてください!そこに刻み沢庵が入ってるとポリポリ食感がプラスされて楽しいです(東北は砂糖入れます)油揚げに納豆を詰めて揚げたのも美味しくてオススメです。」
「溶いた卵とシュレッドチーズを混ぜた納豆を、半分にした油揚げに詰めてフライパンでカリッと焼きます。バターで焼いてもオリーブオイルで焼いてもごま油でも、それぞれ風味があっておいしいです。」
など数々の驚きの声やおススメの納豆アレンジ法が寄せられている。
投稿した人に聞いた
ちらいむさんに話を聞いた。
ーーそれぞれの提案を聞いた際の感想をあらためて。
ちらいむ:クラスメイトだった台湾人から「納豆に砂糖を入れる」と力説された時は最初「甘納豆のことかな?」と思って話を合わせていたのですが、途中でそうではない納豆に砂糖を入れるのだと気づきました。随分前のことなのですが、まだなんとなく試せずにいます…。東北の一部地域ではポピュラーとのことなので、近いうちに試そうかなとも。
仕事仲間だったインド人からはやんわり「納豆をカレーに生でそのまま入れるのはどうだろう…」と言われているような圧を感じました。ねばりがカレーには強過ぎると感じているようなので、カレーの本場の人の意見は素直に聞こうと思いました。
ーーちらいむさんオススメのアレンジ法は。
ちらいむ:なんといっても「納豆餅」です!納豆に普通にタレやカラシ、お好みでネギなどを入れてかき混ぜたものを、焼いたお餅で包んで食べるのが基本で、私はさらにお餅を海苔で包んで食べることを好みます。納豆添付のタレではなく、焼肉のタレなどで味変してもいいかもしれません。
ーー投稿が反響を呼びました。
ちらいむ:その食べ方をするという地域の方からの名乗りやその他の納豆の美味しい食べ方などをお教えくださる方もいて、人の優しさをありがたく感じました。台湾人やインド人の考えた「美味しい納豆の食べ方」も好意的に受け止めていただけて、食べ物を通した国際交流に心が和みました。
◇ ◇
読者のみなさんはどんな納豆アレンジ法をご存じだろうか?
なお今回の話題を提供してくれたちらいむさんは現在、「年末年始ののぞみは全席指定で自由席はない」という注意喚起の投稿でも注目されている。
年末年始に旅行、帰省などされる方はくれぐれもご注意いただきたい。
ちらいむさん関連情報
Xアカウント:https://twitter.com/chilime