「うちの加湿装置です。水を張ったボウルにタオルを吊るしています。左はおたまです。」
”加湿装置”と猫のツーショット写真が、X(旧Twitter)で話題になりました。
投稿したのは、おたまさん(@ms_burube)。加湿装置は、タオルを洗濯ハンガーで吊るして水を張ったボウルに浸したもの。タオルに浸透した水分が空気中に分散して、湿度を上げるという原始的な方法のようですが…そんな投稿に8万いいねがついたほか、「安上がりや…」「これでも効果あるのか!」など、さまざまな反響コメントが寄せられました。
「すごい原始的だけどいちばん自然で一番細かい粒子で加湿できそう」
「加湿器の問題を全て解決した正しい発明なんですよねこれ。加湿器は熱方式だとコストがかかりすぎるし、超音波方式だとカビ対策のメンテが手間なので。熱ではなく表面積で水分を拡散させているからコストもかからないし、タオルなら一度使うたびに洗濯をすればカビないし」
「ウチの場合は前日の夜に洗濯して、カーテンレールにハンガーをかけて干してますよ。エアコン使うので、どうしても部屋が乾燥してしまうんですよねぇ」
「すごい原始的だけどいちばん自然で一番細かい粒子で加湿できそう」
「アナログですが、これ実践してます!案外加湿できて便利です」
「これ、うちもやったことあるんですが、タオルから生乾き臭が発生しません?」
また加湿装置の左斜め横に写りこんでいる白い猫ちゃんの姿を目にした人たちからは「猫ちゃんはいたずらしないんですか?」「にゃんこがひっくり返しそう」と心配する声も。注目を集めた加湿装置ですが、実際の効果はいかに? 投稿したおたまさんに聞いてみました。
加湿器の購入を検討しているが掃除や雑菌の心配で毎年買わず、原始的な加湿装置に…猫はいたずらしない?
――加湿装置の写真を投稿しようと思ったのは?
「加湿装置とおたま(猫)の配置がシュールだったので投稿しました」
――なるほど。今回たまたま、おたまちゃんとのツーショットとなった加湿装置。「水を張ったボウルにタオルを吊るす」という何とも原始的な方法ですね。
「加湿器の購入を検討はしているのですが…加湿器を掃除したり(加湿中に)雑菌が増えたりすると面倒だなと思っているうちに毎年買わずに冬が終わる感じです」
――加湿器を買おうと思いつつも、毎年冬はこちらの加湿装置に。効果はいかに?
「湿度はあまり変わらないですね(笑)。メリットは手入れが簡単なこと、デメリットはあまり湿度が上がらないことです…」
――コストはかからなくても、加湿効果がいまいちのようですね(苦笑)。同じような方法で加湿されている方もいるようですが、ただ「タオルから生乾き臭が発生しません?」とのコメントも。
「生乾き臭はまだしたことないですが、もししたらレンジでチンします!」
――電子レンジで加熱して殺菌ですね。とはいえ、加湿器は買うつもりはないと…。
「この加湿器で冬を乗り切ります!」
――おたまちゃんをはじめキジシロの金四郎くんもいますが、猫ちゃんたちは加湿装置にいたずらしない?
「いたずらはあまりしないですね。おたまは友人宅で生まれた子で12歳のシニア猫。プライドが高く、The猫という感じです。金四郎は甘えん坊な元保護猫で10歳。猫のおもちゃは大好きですが、洗濯物には興味ないみたいです」
おたまさんのように手軽な加湿方法として、濡れタオルを室内に干して加湿をする方もおられるかもしれませんが…。いたずら好きな猫ちゃんを飼っているおうちはくれぐれもご注意を!