盲目の犬が排水溝に落ちた!水道局は休日、消防は業務外、経年で動かない排水蓋、弱まる犬の鳴き声→XでSOS投稿、どうなった?

はやかわ かな はやかわ かな

獣医師「あとちょっとでも遅かったらダメだった」

消防隊員の方が到着し、何度もマンホールを叩いてこじ開けると、中に怪我をしたワンちゃんがいるのを発見。驚いたワンちゃんが下水側に行くと危険とのことで、現場近くに住む方が貸してくれた網で進路を防ぎ、小隊長さんがマンホールの中に入ってワンちゃんを確保。ついに救出されたワンちゃんは、雨水でびしょびしょに濡れて震えており、飼い主さんがすぐに自分の服で愛犬を包み、温めたそうです。

その際の様子を、「ワンちゃん、背中に傷があり水で濡れてびしゃびしゃで震えていて、飼い主さんが急ぎ連れ帰って今拭いてあげてるところです。ご心配くださった方、ひとまずありがとうございます」「飼い主さんが家に連れ帰って濡れてるのを拭いてから、急ぎ動物病院へ行かれたそうです。獣医さんいわく『あとちょっとでも遅かったらだめだった』とのことで、紙一重で消防が出動してくれて助かったようでした。今はこたつで寝てるそうです」と、Xに投稿していたしぐさん。

しぐさんに伺ったところ、「いつもは飼い主さんが十分に気をつけているそうなのですが、状況から判断して、何かの拍子に外に出てしまい、目が見えないため排水桝に落ち、そのまま排水路に入りこんでしまったのでは」とのことでした。

消防も警察も「人命救助優先」、一般人がマンホールに入るのは危険

「基本、消防も動物の救助は通常業務ではないため、他の出動がなければ/ご好意で、出動してくれる場合があるという認識でいないといけません。警察もマンホールを開ける業務はないので、平日なら水道や下水の管轄(蓋の表示のところ)へ連絡。ただし休日は絶望的」「もし側溝が開いたとしても、一人の場合はむやみに中へ入らない(今回、思ったより深かったので断念した)。水が濁ってて底が見えず危険です。今回たくさんの人が出てきての救出になりましたが、昼間だったからというのもあるでしょう。ワンちゃん助かった良かったです」と、Xに投稿していたしぐさん。

Xに投稿したワンちゃん救出時の写真は、「排水溝の中の状況を確認するために起動したスマホのカメラに偶然写っていたもので、他にも画像が残っていましたが、ほぼ自分の足しか写ってません(苦笑)」と、しぐさん。張り詰めていた気持ちがゆるんだのか、排水溝の重い鉄の蓋を元に戻す際、しぐさんは指とヒザを負傷してしまったそうです。

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