株式会社インタースペース(東京都新宿区)は、同社が運営する情報発信メディア『ママスタセレクト』にて、「子どもの習いごと」に関する調査結果を発表しました。調査によると、子どもが小さい頃にさせておけばよかった習いごとは「体操教室やダンスなどのスポーツ系」が最も多くなったそうです。
調査は、小学校に通う子どもをもつ全国の母親477人を対象として2023年10月にインターネットで実施されました。
調査では、「子どもが小さい頃にさせておけばよかった習いごと」について、「塾や英会話などの勉強系」「ピアノや書道などの文化・芸術系」「体操教室やダンスなどのスポーツ系」「その他」の4つの選択肢から477人の母親に選んでもらいました。
その結果、最も多くなったのは「体操教室やダンスなどのスポーツ系」(41.3%)となり、スポーツを通じて体力、忍耐力、競争力を身につけることに価値を見出す保護者が多いことが浮き彫りになりました。特に体操や水泳など、大きくなったわが子が苦戦している様子を見て、「習わせておけばよかった」と感じることがあるようです。
次いで、「ピアノや書道などの文化・芸術系」(18.4%)、「塾や英会話などの勉強系」(18.0%)が続き、なかでも「英会話をさせておけばよかった」という声が多く、「英語を聴き取る力に差を感じる」「英語の授業で積極的になれず悩んでいたようだ」といった子どもが大きくなってからの実体験も寄せられました。
また、「その他」(22.2%)のなかには、キャンプ活動などさまざまなアクティビティを通じて「子どもたちの生きる力を養いたい」という回答も見られたそうです。
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調査結果を踏まえて同社は、「子どもの習いごとを考えるとき、限られた予算のなかで『何から習わせようか』と考えることも多いでしょう。とはいえ重要なのは、子どもの意思。親はあくまでもサポーターとして見守り、子どもたちが習いごとの主役であることを忘れずにいたいですね」と述べています。