みなさんは、家族からどのような呼び方をされたいですか。全国の20～69歳の既婚（事実婚含む）男女4700人（男女各2350人）に聞いたところ、配偶者・パートナーからの呼ばれ方は、男性は「名前+くん・さん」、女性では「名前の呼び捨て」がそれぞれ最多となりました。また、子どもからの呼ばれ方は、男性が「パパ」、女性では「ママ」「おかあさん」が最も多くなったそうです。
ジブラルタ生命保険株式会社（東京都千代田区）が、2023年10月にインターネットで実施した「家族愛に関する調査2023」のなかで聞きました。
全回答者に「希望する配偶者・パートナーからの呼ばれ方」を聞いたところ、男性では「名前+くん・さん」（26.1%）が最も多く、次いで、「パパ」（15.6%）、「名前の呼び捨て」（15.5%）、「おとうさん」（11.6%）、「あだ名」（9.7%）が続きました。
一方、女性では「名前の呼び捨て」（33.1%）が最多だったほか、「名前+ちゃん・さん」（27.1%）、「ママ」（9.4%）、「あだ名」（9.0%）、「おかあさん」（7.9%）が続いています。
さらに、「実際にされている配偶者・パートナーからの呼ばれ方」については、男性は「名前+くん・さん」（27.3%）、女性では「名前の呼び捨て」（30.6%）がそれぞれ最多となり、男女いずれも“希望する呼ばれ方”の1位と同じ結果となりました。
ちなみに、「実際にされている配偶者・パートナーからの呼ばれ方」を都道府県別にみると、男性では大阪府、広島県、熊本県、青森県、新潟県など多くの都道府県で「名前+くん・さん」が1位となったほか、北海道や東京都では「名前の呼び捨て」、岩手県や宮城県などでは「パパ」、秋田県や福井県などでは「おとうさん」、兵庫県では「あだ名」が1位でした。
他方、女性ではすべての都道府県で「名前の呼び捨て」と「名前+ちゃん・さん」のいずれかが1位となっています。
また、子どもがいる回答者（3749人）に対して、「希望する子どもからの呼ばれ方」を聞いたところ、男性は「パパ」（33.2%）、「おとうさん」（30.7%）、「とうさん」（6.5%）、「とうちゃん」（4.2%）、「オヤジ」（3.0%）という結果になりました。
一方、女性では「ママ」「おかあさん」（いずれも36.6%）が突出して高くなったほか、「かあさん」（6.2%）、「名前+ちゃん・さん」（3.0%）、「おかん」（2.3%）が上位に挙げられています。
さらに、「実際にされている子どもからの呼ばれ方」については、男性は「パパ」（40.7%）、「おとうさん」（25.2%）、「とうさん」（5.8%）、「とうちゃん」（3.6%）、「名前の呼び捨て」（2.7%）、女性では「ママ」（40.3%）、「おかあさん」（29.8%）、「かあさん」（5.8%）、「おかん」（3.1%）、「かあちゃん」（2.8%）という結果になりました。
なお、「実際にされている子どもからの呼ばれ方」のTOP2である「パパ・ママ」「おとうさん・おかあさん」について都道府県別にみると、「パパ」が最も高くなったのは埼玉県（65.0%）、「ママ」が最も高くなったのは宮城県（59.5%）、「おとうさん」が最も高くなったのは福井県（45.0%）、「おかあさん」が最も高くなったのは滋賀県（43.2%）だったそうです。
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【出典】
▽ジブラルタ生命調べ
