より便利に快適に生活したいと思い、リノベーションしたいんだけど、どこから手を付けたらいいか悩むという人も多いのではないでしょうか。そこで、自宅のリノベーションをしたことがある全国の男女476人を対象に、「リノベーションして特に良かった場所」を聞いたところ、4人に1人が「お風呂」と回答しました。
株式会社NEXER(東京都豊島区)が運営する『日本トレンドリサーチ』が『RE:days』と共同で、2023年10月~11月にインターネットで実施した調査です。
最初に、「リノベーションをしたことがある箇所」を複数回答で答えてもらったところ、「トイレ」が61.3%で最も多く、以下、「風呂」(58.6%)、「キッチン」(53.6%)、「床・壁」(48.5%)、「洗面台」(42.4%)と続きました。また、リノベーションした理由を聞いたところ、以下のような回答が寄せられました。
▽「トイレ」古くなってきていて水漏れなども起きていたため取り替えることにした(50代男性)
▽「風呂」古くて寒かったので断熱材を入れたかったので(50代男性)
▽「キッチン」気分を変えたくて(50代女性)
▽「床・壁」昔住んでた実家が畳みの和室が古くなっていたから洋間のフローリングに変更した(40代男性)
▽「リビング」壁紙の張替えを考えているときに、リノベーションで部屋全体を変えることを家族が提案してきたから(50代男性)
▽「寝室」寝心地をよくしたいから(20代女性)
次に、「リノベーションした結果」を聞いたところ、94.5%の人が「理想的な住まいになった」(とても理想的な住まいになった:26.9%、やや理想的な住まいになった:67.6%)と回答。また、そう思う理由について聞いたところ、「快適になった」(30代男性)、「毎日がワクワク、心が満たされているかのような日々を送れている」(40代男性)、「新鮮な気持ちになった」(40代男性)、「使いやすくなった。風呂に足を伸ばしてつかれるようになった」(40代男性)といったコメントが集まりました。
そこで、リノベーションした結果「理想的な住まいになった」と回答した450人に、「特にリノベーションして良かったと思う場所」を1つだけ答えてもらったところ、「風呂」が24.9%で最も多かったほか、「キッチン」(23.3%)、「トイレ」(14.0%)などが上位に挙がりました。
なお、それぞれの回答については以下のようなコメントが集まりました。
【「風呂」のリノベーションをして良かったと思う理由】
▽リラックスできる場所になったから(40代男性)
▽足を伸ばして浴槽につかれるようになったこと(40代男性)
▽北欧風にアレンジして雰囲気が変わった(50代男性)
【「キッチン」のリノベーションをして良かったと思う理由】
▽使いやすく、料理をやる気になるので(40代女性)
▽IHになり、使いやすくなった(50代男性)
▽生活の大半を費やすところが快適になったから(60代男性)
【「トイレ」のリノベーションをして良かったと思う理由】
▽足が悪く、リノベーションをする事で利用しやすくなったから(20代女性)
▽古かった壁や床を新しくしてきれいになった(50代男性)
最後に、「リフォームではなくリノベーションを選んだ理由」を聞いたところ、「レベルアップする感じがあったので」(30代男性)、「ただ綺麗にするだけではなく、価値も出るから」(30代女性)、「全てを変えるのではなくいい所は残しつつ新しいアイディアも混ぜることが大事だと思ったから」(40代男性)といった意見が挙がりました。
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【出典】
▽日本トレンドリサーチ/【リノベーションして良かった場所とは?】24.9%が「お風呂」でもっとも多い結果に
https://trend-research.jp/20432/
▽RE:days
https://re-days.jp/