神戸旅行で名物を食べたかったのに…友達「チェーン店でいいやん」 アリ?ナシ?価値観の違いがSNSで物議「これ経験あるわ…」

門倉 早希 門倉 早希

旅先の食事でどんなものを食べますか?
名産物や伝統料理、その土地ならではのものを食べたいと思う人がいる一方、口に合う保証がある食べ慣れたものがいい、なるべく食にお金をかけたくないという人もおり―。そんな価値観の違い感じるエピソードが、X(旧Twitter)で話題を呼び、さまざまな意見が集まっています。

投稿者の吃貨ち〜ふおさん(@chihuo_zhongguo/以下ち~ふおさん)は、旅行で神戸を訪れました。ち~ふおさんはせっかく来たならばと昼食に神戸牛か中華料理など、「神戸らしいもの食べよう」と同行した友人のAさんに提案したそう。しかし、Aさんは「ポムの樹でいいやん、そんな高いの食べれないって。私たちには早いって」と制し、最終的に半ば無理やりそのお店に決定したといいます。

ポムの樹と言えば、全国に店舗を展開するオムライス専門店であり、子どもから大人まで幅広い世代に愛されるお店です。ち~ふおさんは同店のことは大好きだとしつつも、遠出して来た旅先でチェーン店での食事になったことにモヤモヤしていたそう。旅行後は食や金銭に関する価値観が合わないと判断し、Aさんとは一定の距離を取っていたといいます。

ち~ふおさんに当時の話を伺ったところ、出来事は20代半ばのときの女性2人旅のこと。日帰りで神戸に訪れ、Aさんと昼食・夕食を共にするつもりでしたが、昼食の際に件のやり取りになったといいます。ち~ふおさんは「価値観の違いが露呈したので、夜はもう諦めて一緒に明石焼きだけを立ち食いし、解散した後1人で小さな居酒屋で飲んで帰りました」と当時を振り返ります。

Aさんとは高校時代の同級生でしたが、この旅行までは価値観の違いは分からなかったそう。その後は、ち~ふおさんが別の友人と旅行した際、共通の友人だったAさんが「誘われていない」と怒り、トラブルに発展。「神戸旅行以後は時々LINEしたりしておりましたが、このトラブル以来彼女とは一切連絡を取っておりません」(ち~ふおさん)。

ち~ふおさんの投稿は1.3万いいねがついたほか、8000件を超えるリポスト、引用ポストで拡散されました。ほかのユーザーからは「旅先でこれあったわ。別行動提案した」「お店のチョイスは置いといて、無理やり突き通すってのが良くない」と賛同の声のほか、「お腹いっぱいになればいいって人もいるからね~」と違った角度からの意見も届いています。

反響を受けて、ち~ふおさんは「たくさんのリプをいただき驚いております。そしてみなさん高校時代から社会人になってからのことまで、食事の価値観の相違によるトラブル経験はたくさん持ってらっしゃるようでした。それだけ『食事』というものは人にとって重要であると同時に、交友関係の要になるものだとも実感しました。

旅行するにしても、観光する場所や食事は人によって趣味趣向が異なるので、そこのすり合わせをうまくできるかどうかが、人間関係の維持にも繋がっていくのかな、ということを今回の反響から学びました」とコメントしています。

みなさんは旅行先での食事、どうしていますか?

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