Prime Videoによる恋愛リアリティー番組「バチェラー・ジャパン」のシーズン5。参加女性の中でひときわ存在感を放った月田侑里さんに、旅を振り返ってもらった。「ストールンローズ」をめぐる話し合いの裏側や胸中、彼女自身のこれまでの人生を徹底取材した。【本編のネタバレを含みます】
神戸市内の300坪の豪邸でお出迎え
取材場所は、神戸市内にある月田さんの実家。阪急電車を降り、教わった住所を頼りに歩を進めると、閑静な住宅街の中に広大な庭と管理人付きの約300坪の豪邸が現れた。「お会いできてうれしいです」。にこやかに出迎えてくれた月田さん。関西弁を時折交えながら撮影中のエピソードや心境を語ってくれた。
── 月田さん、本編の紹介映像では「バチェラーを学び尽くした女」と紹介されていました
もともと「バチェラー・ジャパン」の視聴者でした。華やかな参加者の皆さんや色鮮やかなロケーションを観ていると、まるで異世界にいるようで…。大好きな番組に参加できることが決まってさらに視聴が捗り、気付けばシリーズ全作品を5周していました。予習してある程度流れを掴んでおかないといけませんし、きちんと自分の気持ちをお相手に伝えるためにはそれぐらいの準備が必要だと考えていました。
── 出発前にバチェラーが長谷川さんだと知らされたと思います。こういう風にアプローチしていこう、といった計画や準備はされましたか?
「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン2での美紀さんとの会話や雰囲気を画面越しに観て、好きな子に対しては引っ張っていきたい方なのかな、ご長男でもいらっしゃるし…と何となくイメージは膨らませていました。そこを踏まえた上で、積極的にアプローチするというよりは普段通り、冷静な自分自身でいこうと決めて旅に参加しました。
一方で、番組のコンセプトは女性参加者がバチェラーを奪い合うというサバイバル形式。そういったところのジレンマはあったものの、どんな結果であれ帰国する時に「あんな言動をしなければよかった」と思うことだけはしないようにしました。
準備という意味では…長谷川さんはバスケットボールの選手でもいらっしゃるので、体はしっかり作っておこう!と筋トレや有酸素運動は出国まで欠かさずにやっていました。