犬を飼うにあたり、どのぐらいの医療費が必要となるのでしょうか。株式会社モデル百貨(長崎県佐世保市)が、犬を飼っている全国の男女1409人(小型犬500人/中型犬500人/大型犬409人)を対象に調査を実施したところ、犬の一生でかかる医療費は、全種平均で「79万3906円」となりました。また、病気やケガでかかる病院代については、「11~15歳」以降に病院代が急増する傾向にあることが分かりました。
調査は、同社が運営するクレジットカードメディア『MoneyGeek』にて2023年6月~7月の期間にインターネットで実施されました。
調査の結果、「犬の一生にかかる医療費」は、全種平均で「79万3906円」となりました。内訳は、病院代が「20万3029円」、健康診断の費用が「9万9896円」、混合ワクチン接種の費用が「7万8233円」、ペット保険の掛け金が「35万3708円」、狂犬病予防注射の費用が「5万9040円」となっています。
なお、犬の大きさ別では、「小型犬」(73万2005円)と「中型犬」(74万4292円)に大きな差は見られなかったものの、「大型犬」では90万5418円と突出して高い結果になりました。
また、犬の一生にかかる医療費のうち、「病気やケガでかかる病院代」については、全種平均で「20万3029円」という結果になりました。これを犬の大きさ別に見ると、「小型犬」は13万9540円、「中型犬」は20万2,911円、「大型犬」は26万6635円となり、小型犬と大型犬では2倍近くの差が見られました。
なお、年齢別にみると、「6~10歳」が2万5175円であったのに対して、「11~15歳」では4万6411円、「16~20歳」では4万5938円と、「11~15歳」以降に病院代が急増する傾向にあることが分かりました。
次に、「ペット保険の加入状況」について調査をしたところ、「加入率」は全種平均で50%。加入していない人も含めた回答者全体の「ペット保険の掛け金」は、年間「2万3964円」となりました。一方、加入している人のみの掛け金の月平均は、小型犬が「3840円」、中型犬は「3890円」、大型犬が「4242円」で、大型犬の掛け金がやや高めであることが分かったそうです。
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【出典】
▽MoneyGeek/犬の一生にかかる医療費は平均で79万3906円!ケガや病気の病院代は平均20万3029円
https://www.nc-card.co.jp/media/column/dog-medical-care-money/