「フライパンが壊れた。真ん中から…」「取っ手が真ん中から抜けたの?」。母親のフライパンが想定を超える壊れ方だったという投稿が話題になっています。
Twitter(現X)に投稿した所長(@syochou)さんは母からフライパンが「真ん中から壊れた」と聞いて様子を見に行くと、フライパンの底がまるっと抜けていました。Twitter上では「えぇぇぇえ!」「そうはならんやろ」と驚きの声が上がりました。どんな使い方はしていたのでしょうか。所長さんに聞きました。
ーーフライパンの底が抜けた時の状況を教えてください。
「母は王将の冷凍餃子を焼いていました。餃子が焼き上がるまでは何も異常はありませんでした。餃子を皿に移したフライパンを台所に置き、食べ終わって『さぁ洗うか』という時に異常に気づいたようです。後から聞くと、いつからか少し線が入っていたことには気づいていたようですが、底が抜けるまでは何事もなかったみたいです」
ーーフライパンをずっと強火で使ってきたとか、急冷するなど、変わった使い方ではありませんでしたか。
「フライパンを10年ちょっと使ってきて、大体の炒め物料理はこのフライパンだったみたいです。使用後は粗熱が取れるまでコンロに置きっぱなしにして、触れるくらいの温度になってから洗っていたようで、急冷するような使い方はしていなかったみたいです」
ーー抜け落ちた丸い底は「キャンプ用のお皿で使える」といったネタツイートも寄せられています。
「流石にもう使えないのでお暇(いとま)を上げようかと思っていますが、何となく処分しづらくて、まだ台所の片隅に伏せてあります。リプでは『額装するかw』とか言ってますけど、さすがにそれはシャレで言ってるだけなので、このまま放っておくと母にいつの間にか捨てられてそうな気はします」
「先日オムレツを作ったんですが、母曰く『フライパンが主力じゃないので作りにくいわ!』とのことだったので、早急に戦力補強をしようかと思います」
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真ん丸と底が抜ける事態に「くり抜いたみたい」「こんな壊れ方初めて見た」といった驚きの声のほか、「お皿として使える」と活用法を提案する人や、「土鍋で同じ目に」と同じ経験を寄せる人もいました。
メーカーに問い合わせようにも、フライパンの製造企業のロゴなどは見当たらず、底が抜けた理由を特定するのは難しそう。所長さんによると、フライパンの材質はアルミの本体の底に鉄板かステンレスを貼り付けたIH対応だったそうで、「多分貼り付けられてる境界線が熱膨張率の違いで金属疲労→破断に至ったのではないかと・・・」と推察していました。