仕事の悩み、1位は給与 「勤続20年だが変わっていない」「『10年変わらなかった』と上司が自慢のように言っている」

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

社会人であれば誰しもが抱える「仕事の悩み」。みなさんは、どのような悩みを抱えているのでしょうか。社会人経験がある全国の20~50代の男女296人(男性136人/女性160人)を対象に「いま抱えている仕事の悩み」について調査を実施したところ、1位はダントツで「給与が低い」でした。

株式会社ネクストレベル(神奈川県横浜市)が運営する『ミライのお仕事』が、2023年8月にインターネットで実施した調査です。

まず、「現在の働き方」について調査をした結果、「毎日出社をする」(66.6%)と「出社とリモートとの混合」(19.6%)を合わせると86.2%が出社していることが判明。同社は「コロナ禍を経て出社の頻度が元に戻りつつあることを考えると、人と直接コミュニケーションする機会が増加し、職場での人間関係の悩みもより増えるのかもしれません」と推測しています。

次に、「いま抱えている仕事の悩み」を聞いたところ、1位は「給与が低い」(37.2%)でした。以下、2位「社内の人間関係」(12.8%)、3位「会社の将来性・安定性」(9.8%)、4位「やる気がでない」(8.8%)、同率5位「賞与がない・低い」「休みが少ない」(いずれも4.4%)が続きました。

世代別では、全ての世代で「給与が低い」(20代42.1%・30代32.1%・40代40.3%・50代34.5%)が1位となりました。回答者からは「勤続20年だが年収はほとんど変わっていない」(42歳女性)、「直属の上司が『10年給料が変わらなかった』と自慢のように言っている」(27歳女性)など、長い期間勤めても給与が上がらないという声が多数寄せられています。

また、20~40代の若い世代では、「社内の人間関係」(20代15.8%・30代12.0%・40代15.6%)が上位を占めているほか、30~50代で「会社の将来性や、雇用の安定」(30代13.1%・40代11.7%・50代10.9%)が10%以上となりました。

続けて、「仕事に悩んだ時の解決法」を複数回答で教えてもらったところ、「誰かに相談する」(54.1%)、「転職を考える・転職活動をする」(50.0%)などに回答が集まりました。また、「悩みの相談相手」については、「家族」(38.8%)、「友人」(19.8%)、「同僚」(15.5%)が上位を占める結果となっています。

最後に、「仕事を”辞めたい”と思ったことがありますか」という質問には、73.3%の人が「”辞めたい”と思ったことがある」と回答。「仕事を辞めたい」と思ったことがある178人に対して、「辞めなかった理由」を教えてもらったところ、「生活ができないから」(38.2%)、「転職は難しい・面倒」(26.4%)、「悪いことばかりではない」(16.3%)といった回答が挙げられました。

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【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:社会人経験がある男女
アンケート母数:男性136名・女性160名【合計296名】
実施時期:2023年8月4日~8月9日
調査実施主体:ミライのお仕事(https://jobseek.ne.jp/
調査会社:株式会社ネクストレベル

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