ぽたぽた焼のおばあちゃん、ポップに生まれ変わる デザインは絵本作家ヨシタケシンスケさん

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1986年の発売以来、長年にわたって幅広い世代に愛されてきた亀田製菓(新潟市)の「ぽたぽた焼」が、8月上旬から順次リニューアルされます。今回のリニューアルでは、商品パッケージを大きく刷新。人気絵本作家のヨシタケシンスケさんにがぽたぽた焼の象徴でもある「おばあちゃん」を描き起こしました。

新たな思いを込めてリニューアル

ぽたぽた焼は、濃厚な「さとうじょうゆ」の甘じょっぱさと、サクサクとした軽い食感が特長。そして発売当初からパッケージに佇む「おばあちゃん」は商品の象徴として多くの人に認知され、昨今ではSNSでも話題に上がるなど、世代を超えて根強い人気を誇っています。

ぽたぽた焼は、これまでも時代に合わせて味やパッケージを改良/変更してきました。が、発売当時の子供が成長して親世代となり、3世代にわたって認知される商品となった今でも、味はもちろん、ぽたぽた焼の世界観がもたらすノスタルジーや温もりを維持することに努めてきたといいます。

今回は、新しい時代の家族にも、進化し続けるぽたぽた焼を楽しんでもらおうと、パッケージをリニューアルすることになりました。

親しみやすさが増した「おばあちゃん」

今回のパッケージリニューアルでは、古くから子供の成長と共に親子の絆を育んできたコミュニケーションである「絵本の読み聞かせ」に着想を得て企画がスタートしました。多くの絵本作家の中でも、子供ならではのユーモアのある視点から描かれる作品により、親子から高い共感を集める人気絵本作家ヨシタケシンスケさんに作画を依頼。静かに子供たちを見守りながらおせんべいをぽたぽた焼く「おばあちゃん」の姿から、顔を上げて「ぽたぽたしちゃう?」と優しく語りかけながらチャーミングに微笑む表情で、思わず会話したくなるような親しみやすい「おばあちゃん」に生まれ変わりました。

また「おばあちゃん」を囲むように、ぽたぽた焼を食べる親子や少女、「おばあちゃん」に興味津々な親子の姿もデザイン。ぽたぽた焼を囲む現代の家族像を表現しました。

「おばあちゃんのちえ袋」もリニューアル

これに伴い、裏面の「ぽたぽたおばあちゃんのちえ袋」もリニューアル。ヨシタケシンスケさん作画の「おばあちゃん」が昔ながらの知恵や現代のライフハック、なぞなぞクイズを紹介します。亀田製菓の担当者は「『ぽたぽた焼』を食べながら読んでほっこりしたり、なぞなぞの答えを親子で一緒に考えたりするなど、家族のコミュニケーションコンテンツとしてぜひお楽しみください」としています。

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