誰もが知る絵本のキャラクター達を積み木で再現した「絵本のつみき」という商品が、小さな子どもを持つママを中心に「可愛すぎる!」と話題になっています。
「からすのパンやさん」や「11ぴきのねこ」など、大人世代にとっても懐かしい作品をラインアップし、おなじみのキャラクター達をつみきのパーツとして見事に再現。Twitterでは、この商品を買ったユーザーが写真付きで次々と投稿。「ラインアップが良すぎる」「子どもよりも親の私がテンション上がってる」などの声が寄せられ、なかには「子育てする予定ないけど子どもにあげたい」とつぶやく人も。
この商品を企画・販売しているのは、「親子の時間」をテーマに商品作りを行う株式会社ライブエンタープライズ(本社・東京都豊島区)の「親子の時間研究所」というブランド。企画の担当者に商品について話を伺いました。
──企画のきっかけや経緯を教えてください。
以前から、長い間多くの親子に親しまれてきた絵本の価値を、弊社の「親子の時間研究所」ブランドの商品として広げていけないかと考えていました。積み木シリーズのほかに「おそらの絵本」という、プロジェクターを使って部屋の天井に絵本のページを映し出せる商品も開発していたんですが、そうした絵本を活かした商品づくりが過去にうまくいっていたことも「絵本のつみき」の開発意欲を高めるきっかけになりました。
──絵本のキャラクターやモチーフを積み木に落とし込むにあたり、こだわった部分は?
絵本作家の意向や作品の世界観とのミスマッチが無いように、木材を設計したり色味を合わせたりすることに時間と労力を要しました。子供用の積み木として使えるだけでなく、子供の頃に読んできた大人世代にも向けて、集めたり飾りたくなるような商品になるよう意識しました。
──今回SNSを中心に「可愛い!」という声が多くのママたちから集まりました。
私どもが意図しないところで、「絵本のつみき」シリーズを見た一般のお母さん方が「可愛い!」と言ってくださり、また多くのユーザーにも評価されたことはとても嬉しいです。今後の励み、また次作の開発意欲も湧くきっかけになりました!
「絵本のつみき」シリーズは現在7作品の絵本とコラボしているほか、それらの積み木と組み合わせて使える「ベーシックセット」を加えた全8種類を展開。「親子の時間研究所」オンラインストアから購入可能。