株式会社フジ医療器(大阪市中央区)は、子どもをもつ全国の18歳以上の男性1168人を対象に「<父の日企画> 第13回 お父さんの疲労事情と解消法調査」を実施しました。その結果、約8割の人が「普段から疲れを感じている」と回答しました。また、身体的疲労で最も疲れを感じやすいのは「首や肩のコリ」、精神的疲労で最も疲労を感じる相手は「妻」がそれぞれ最多となりました。
調査は、2023年5月に同社メルマガ会員にWeb 上でのアンケートを実施しました。なお、回答者の年代は、20代以下:5人、30代:46人、40代:106人、50代:283人、60代:405人、70歳以上:323人となっています。
調査によると、82.6%の人が「普段から疲れを感じている」(とても疲れを感じる:24.6%・疲れを感じる:58.0%)ことが判明。特に「30代」では93.5%と高くなっています。
また、「普段から疲れを感じている」と答えた965人に対して、「その疲れは身体的疲労と精神的疲労のどちらですか」と聞いたところ、「身体的・精神的疲労どちらも」が53.4%、「身体的疲労」は40.0%、「精神的疲労」は6.6%という結果になりました。
「身体的疲労(「身体的・精神的疲労どちらも」も含む)を感じる」と答えた901人に対して、「疲労の主な原因」を教えてもらったところ、「仕事」(49.4%)、「加齢」(39.0%)、「家事」(4.3%)、「介護」(1.4%)、「子育て」(1.0%)などが挙げられました。これを年代別にみると、「20代~50代」では「仕事」が多く、「60代以上」では「加齢」と回答した人が多くなっています。
また、「疲れや痛みを感じる部位」について複数回答可で答えてもらったところ、「首や肩のコリ」(67.9%)が最も多く、次いで「腰痛」(64.2%)、「目の疲れ」(50.6%)と続きました。
他方、「精神的疲労(「身体的・精神的疲労どちらも」も含む)を感じる」と答えた579人に対して、「主な原因」を聞いたところ、「仕事」(59.4%)、「人間関係」(14.3%)、「加齢」(13.8%)などが上位に挙げられました。年代別では「60代以下」の半数以上が「仕事」と答えています。
また、「人間関係」と回答した83人に対して、「誰との人間関係に疲れていますか」と複数回答可で聞いたところ、多かった順に「妻」(39.8%)、「上司」(36.1%)、「同僚」(28.9%)、「部下」(26.5%)、「子ども」(21.7%)という結果になりました。
次に、「普段から疲れを感じている」と答えた965人に対して、「疲労解消法」を複数回答可で教えてもらったところ、「睡眠をとる」(59.3%)、「入浴をする」(48.8%)、「お酒を飲む」(39.7%)、「運動・散歩・ストレッチなど体を動かす」(37.2%)といった回答が上位に並びました。
最後に、全回答者に対して、「父の日のプレゼントとして『疲労解消グッズ』をもらえるとしたら、どんなものが欲しいですか」と複数回答可で聞いたところ、「マッサージチェア」(35.7%)、「安眠グッズ(枕・マットレスなど)」(32.5%)、「フットマッサージャー」(20.3%)などが上位に挙げられたそうです。