昨年12月30日、首相公邸で開かれた「大忘年会」で、岸田文雄首相(65)と親族ら10人以上が勢揃いし、ドンちゃん騒ぎした問題。長男で元首相秘書官の翔太郎氏(32)らが、公邸内の階段で寝そべる姿が「週刊文春」で報じられると、世間からブーイングが起きた。ネットで話題になっているのは、「まさかバレると思っていなかったのでは」との憶測。実際、新聞に毎日掲載される首相の行動を示す「首相動静」には「来客なく、公邸で過ごす」とある。あれ…現実と違う!?
週刊文春に掲載されたのは、赤じゅうたんが敷かれた階段に並んで立つ男女12人の集合写真。中央では翔太郎氏が満面の笑顔を浮かべていた。首相の甥とみられる人物が赤じゅうたんで寝そべる写真もあった。首相は写真が発覚直後、「誠に遺憾」としていたが、写真週刊誌「フライデー」の報道により後日、この忘年会に岸田首相もいたことが発覚する。別の記念写真には、スウェットにダウンベスト、裸足という姿で、裕子夫人(58)や翔太郎氏らとともに楽しそうに納まっていた。
マッサージは入っているのに忘年会は入っていない謎
不思議なのは、新聞に掲載されている「首相動静」との内容の違いだ。首相の日々の行動や会見を記録したものだが、12月30日を見ると…
「【午前】来客なく、公邸で過ごす。【午後】午後2時34分、東京・日本橋兜町の東京証券取引所。35分、脚本家の三谷幸喜氏、清田瞭日本取引所グループ(JPX)最高経営責任者(CEO)、山道裕己東京証券取引所社長。3時1分、JPXの大納会式典に出席し、あいさつ。32分、東京・銀座のリラクセーションサロン「クイーンズウェイ銀座並木通り店」。マッサージ。5時46分、公邸」とある。
報道通りであれば、30日は終日、公邸への来客はなかったことになる。これを受け、ネットでは「首相動静が偽りだったってこと!? めっちゃ怖い」「これまでも国民に言えない来客があったのでは。まだ何か隠しているのではと勘ぐってしまう」「マッサージは入っているのに忘年会は入っていない謎」などの声が出ている。