みなさんは、通常より少し価格が高くても買ってもよいと思う食品・飲料といわれたらどのような特徴を思い浮かべますか。全国の男女9859人に調査をしたところ、4割強の人が「国産」と回答しました。また、直近1年間に購入した通常より少し価格が高い食品・飲料(プレミアム食品・飲料)のジャンルは、「お茶、お茶系飲料」「ビール」「菓子、スイーツ類」などに回答が集まったそうです。
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区)が、「プレミアム食品・飲料に関する調査」と題して2023年4月にインターネットで実施した調査です。
はじめに、「通常より価格がやや高めでも、買ってもよいと思う食品・飲料の特徴」を複数回答可で答えてもらったところ、「国産」(43.1%)、「地域のブランド・銘柄、地域の特産品」(34.6%)、「安全性が高い」(25.6%)、「信頼できる生産者・企業・団体が作っている」(25.1%)、「高品質・グレードの高い材料・素材を使用」(24.6%)といった回答が上位に並びました。
続いて、「直近1年間に購入した通常より価格がやや高めの食品・飲料のジャンル」を複数回答可で答えてもらったところ、「お茶、お茶系飲料」(15.7%)、「ビール」「菓子、スイーツ類」(いずれも14.2%)、「コーヒー、コーヒー飲料」(13.9%)、「パン類」(13.2%)などが上位を占める結果となりました。
また、「通常より価格がやや高めの食品・飲料を購入した理由」についても、複数回答可で答えてもらったところ、「おいしいものを味わって食べたい・飲みたい」(46.2%)、「贅沢な気分を味わいたい」(37.5%)が多かったほか、「頑張った自分へのご褒美」(21.0%)、「家での飲食を楽しみたい」(20.9%)、「価格が高くても質が良いものを選びたい」(20.2%)などが続いています。
回答者からは、「プレミアムビールは特別感があり、美味しいので気に入っている」(男性23歳)、「地産地消の緑茶や、野菜、精肉、魚介類。地域の活性化や応援になるものは、目に止まれば買う」(男性48歳)、「バターは質がいいものを購入するようにしている。よい脂や塩分に気を遣った美味しいバターで少しずつ贅沢気分を味わっている」(女性28歳)といったコメントが寄せられました。