自宅が水漏れをしてしまうと、どうすれば良いか分からず慌ててしまいがちですよね。マンションもしくはアパートに住んでいたことがある全国の男女1272人を対象に、「下階への水漏れ」についてアンケートを実施したところ、2割弱の人が「上の階から水が漏れてきた経験がある」と回答しました。
株式会社NEXER(東京都豊島区)が運営する『日本トレンドリサーチ』が、『みんなの町の水道職人』と共同で2023年4月にインターネット上にて実施した調査です。
まず、上の階から水が漏れてきた経験はあるか聞いてみたところ、16.7%の人が「ある」と答えました。
次に、上の階から水が漏れてきたとき、どのように対処したか聞いたところ、「不動産屋→大家→加入している家財保険、とTEL手続きして被害全額保証してもらった」(40代・女性)、「市営住宅なので、市役所に連絡した」(50代・女性)、「下にブルーシートとバケツをおいて対処した」(30代・男性)、「上の階の人に水漏れを伝えて大家さんに水漏れ部分について修繕してもらいました」(40代・男性)、「専門業者に頼んだ」(60代・女性)といった声が寄せられました。
さらに、上の階から水が漏れてきたときの原因は何だったか聞いたところ、「洗濯機のホースが外れていた」(60代・男性)、「洗面台の詰まりによるオーバーフロー」(40代・男性)、「トイレでの水漏れ」(30代・女性)、「上の階の人が大量のお水をこぼした」(40代・女性)、「上階の住人の風呂の水の止め忘れ」(60代・男性)などの原因があったといいます。
続いて、自分が下の階に水漏れをしてしまった経験はあるか聞いたところ、10.6%の人が「ある」と答えました。
また、下の階に水漏れをしてしまったとき、どのように対処したか聞いたところ、「業者に依頼した、下の階の人に謝罪した」(50代・男性)、「大家が対処した」(50代・女性)、「水を止めて下の階の人に謝った」(70代・男性)、「下の階の人に連絡し状況を確認、ひどい状況ではなかったので謝罪で終わりました」(50代・女性)、「共用部分だったのでマンションの保険で直した」(60代・男性)といった対処をしたそうです。
さらに、下の階に水漏れをしてしまったときの、原因は何だったかも聞いたところ、「トイレの配管のパッキンが劣化していて水が漏れていた」(60代・女性)、「洗濯機のホースを風呂場に流すようにしていたが、部屋の方に入っていた」(60代・男性)、「水道の不良による蛇口の締め忘れ」(50代・女性)、「老朽化した」(20代・男性)、「地震による浴室の水道管破損」(60代・男性)など、様々な原因があったそうです。