「うちの猫よ、よく気づいたな。これはうんちコーヒーだ。※Kopi luwak(コピ・ルアク):ジャコウネコのウンチからとるコーヒー」と、Twitterに猫の動画を投稿したのは、ゆう獣医麻酔科医さん(@vet_masui)。
ジャコウネコはコーヒー豆を好んで食べるため、排泄物に消化されないコーヒー豆が混ざっているのですが、その豆をきれいに洗浄して焙煎したコーヒーがコピ・ルアクです。
ゆう獣医麻酔科医さんにお話を聞きました。
ーー猫のお名前を教えてください。
「ながいもと言います。3歳のオスです」
ーーしきりにテーブルを引っ掻いていますね。
「あれは、猫がうんちを隠す行動なんです。コーヒー豆に残っている匂いを感じているのかもしれません」
ーー匂いも嗅いでいますが。
「あれはコーヒーではなく、他の匂いの強いものでもやります。近づくのですが、カップを倒したり、飲むということはありません。本人の中で線引きがあるようです」
ーーコピ・ルアクはいかがでしたか。
「私にとっては他のコーヒーと変わりはなかったですが、人によっては特徴的な甘い香りを感じるようです」
リプ欄には、
「お高いやつですね…!1度飲んでみたいです」
「ニンゲンの飲み物あたりから匂いが…?何故…???ですよね…」
「うん!この香り!!…と言うところでしょうか」
といった反響があり、大賑わい。なかにはエスプレッソでも砂をかける行動をする猫がいる、というリプライもありました。
猫にとってコーヒーの香りは、砂かけ行動をしたくなるような匂いなのかもしれませんね。