「さっきまではネコチャンだったんです!本当なんです!」とつぶやき、猫又汁(@suiami99m)さんがTwitterに投稿した写真が話題です。15万以上のいいねがついたそこに写っていたのは、キャットタワーの上で溶けたみたいになった、多分「猫」だったはずの「液体化したもふもふ」。
「これがネコチャンなわけなかろ…」「これは謎の流体(もふもふ)」「脱ぎっぱなしの服にしか見えん」と、愉快なリプライが殺到した「さっきまではネコチャンだった」もふもふについて、猫又汁さんにお話を聞きました。
「着ぐるみの中身」が脱走!?
「昨今、地球温暖化によるネコチャンの液状化現象が社会問題になっているらしい…」「単に溶けてしまったのか、着ぐるみを脱いで中身が脱走したのか?」といった楽しいリプライに加えてリプ欄には、「奇遇ですね、ウチもさっきまでは猫でした」と、たくさんの「液体化」した猫ちゃんたちの可愛い画像も寄せられました。
数々のユニークなリプライに、「確かにネコチャンだったんです…私のネコチャン…まるで天使みたいに笑って…毛の生えた液体!」と、センス抜群の返信をしていた猫又汁さんに、「毛の生えた液体」と化したネコチャンについて、お話を伺いました。
えっ!すごく長い!
ーーネコチャン、見事な溶け具合でしたね。
「エアコンはつけていたのですが、室内が暑くなってきたので、猫は大丈夫かなとキャットタワーを見たところ、あのような格好で寝ていました。その瞬間、『えっ!すごく長い!』と思いました(笑)」
ーー長~くなっていたネコチャンのお名前は?
「3歳になるキジトラのオス、茶茶(ちゃちゃ)です。よく伸びて寝ていますが、ここまでグデグデになることは少ないです」
ーーいろんな意味で珍しい場面でしたか!お家には茶茶くんの他にも、ハチワレ猫ちゃんがいるのですね。
「ハチワレのオス、こまめがいます。似てないですが、茶茶とは血の繋がった兄弟猫なんです。2匹はもともと近所で生まれた野良猫でしたが、いつもお母さん猫と一緒にいたのに、ある日お母さん猫がいなくなってしまった様子だったため、私が保護しました」
ーー普段の茶茶くんとこまめくんはどんな猫ちゃんですか?
「茶茶は人見知りなのですが甘えん坊で、すぐ逃げるくせに、こちらが何かしているとちょっかいを出してきたり、邪魔をしてくるところが可愛いです。こまめはお尻を叩いてもらうのが大好きで、いつもしつこくお尻を押し付けてくるのが可愛いです(笑)」
何事もなく『猫』に戻りました
ーー今回、同じように溶けた猫ちゃんたちの写真や、楽しいリプライがたくさん寄せられましたね。
「『やはり猫は液体だったのか』というリプライがいちばん多かったですね。みなさん、猫は液体説を信じているのが面白くて、笑いながら読ませて頂きました。中でも『毛皮を脱いで中身が逃げた』というリプは、言われてみれば本当に毛皮だけが脱いであるようですごく面白かったです」
ーー撮影後、溶けて長くなっていた茶茶くんはどうなったのでしょうか…?
「私が写真を撮ったり、どうなっているのか覗き込んだりしていたら目を覚ましてしまい、何事もなかったかのように『猫』に戻りました」
◇ ◇
さっきまでネコチャンだったはずなのに、夏の暑さで溶けて長くなり、「毛の生えた液体」になってしまった茶茶くん。何事もなく『猫』に戻れて良かったです。