不動産価値分析AIクラウドサービス『Gate.(ゲイト)』を運営するリーウェイズ株式会社(東京都渋谷区)は、このほど首都圏の「地価が上昇した駅ランキング」を発表しました。その結果、「日の出駅/芝浦ふ頭駅」(上昇率38.4%)が1位だったそうです。
調査は、過去5年で地価が上昇した首都圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)の住宅地(駅から1km以内)を対象として実施されました。
▽首都圏の地価が上昇した駅ランキング
【1位:日の出駅/芝浦ふ頭駅(ゆりかもめ)上昇率38.4%】
2021年より、野村不動産株式会社並びに野村不動産ビルディング株式会社と東日本旅客鉄道株式会社が共同で推進している「芝浦一丁目プロジェクト」が始動し、オフィス・ホテル・商業施設・住宅を含む大規模複合開発が進んでいます。このプロジェクトにより、高級住宅街や商業地区として注目を集めたことで地価が上昇した要因と考えられます。
【2位:御茶ノ水駅(JR中央線)上昇率33.6%】
千代田区と文京区にまたがる地域であり、多くの大学や病院が集積しているため、学生や医療従事者など、さまざまな需要層が存在することが不動産市場での市場価値が高い理由の一つです。また、都心部やその他の地域へのアクセスが容易であるため、通勤・通学に便利なことから賃貸住宅や不動産投資の市場価値が高い地域となっています。
【3位:三ノ輪橋駅(都電荒川線)上昇率31.4%】
都心へのアクセスが良いとされる「三ノ輪駅」や「南千住駅」まで徒歩圏内。また、物価が比較的安く、生活しやすいことが地価上昇の理由として挙げられます。
◇ ◇
以下、4位「北千住駅/JR常磐線」(上昇率31.3%)、5位「東松戸駅/京成成田空港線」(上昇率30.6%)がランクインしていたそうです。
◇ ◇
【出典】
▽リーウェイズ株式会社調べ