高速道路を走っていたGoogleストリートビューの撮影車が、覆面パトカーに連行される一部始終がストリートビューに上がっています。
Googleストリートビューの撮影車は群馬県内で黒いクラウンを追い抜いた後、そのクラウンに追走されます。クラウンのルーフには赤いランプが光っていました。覆面パトカーだったことを明らかにした警察官は、撮影車に左車線へ寄るよう指示し、側道で切符を切ったとみられます。
「『絶対に抜いてはいけない車』を猛スピードで抜いてしまったストビューカー」とTwitterに投稿したヨシフ・スターリン料理長(@Stalin_Bot_JP)さんに聞きました。
検挙をアップロード「Googleは誠実かも」
ーー覆面パトカーにGoogleストリートビュー撮影車が検挙される一部始終は、どうやって見つけましたか?
「発見のキッカケは、車好きの知人から『ルートを調べている時に見つけた』と教えてもらったことです」
「見た時は驚きました。まさかGoogleストリートビューカーが高速道路を猛スピードで爆走しているなんて思いませんでした。覆面パトカーに検挙された様子を素直にアップロードしているのは、一周回ってGoogleが誠実なようで面白かったです」
Googleストリートビューは数秒ごとに周囲を撮影するため、撮影車が周りの車を抜き去っているか、追い抜かれているのかで、おおよその走行速度が推し量れます。スターリンさんは「周りの車との速度差的に、優しく見積もっても130キロ以上は出てそう」と推定し、「上にはデカいカメラが載っているはずなので驚きました」と話します。
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なお、ストリートビューによると、撮影車は覆面パトカーに切符を切られた後、解放された模様ですが、その後はゆっくりと走っています。スターリンさんは「本線に戻ってからはよほどショックを受けたのか、周りの車にどんどん抜かされるほどの低速で走り続けてますね…」とドライバーの心中を察します。Twitter上では「免停食らってそう」「やっちまったなぁ」と同情する声も出ていました。くれぐれも安全運転でいきましょう。
該当のストリートビューは「他の日付を見る」の機能から、日付を2018年7月にすると見ることができます。