なかなか慣れず、気がつけば半年もケージの中 怖がり屋さんの猫を変えたのは、子猫との出会い

渡辺 陽 渡辺 陽

チャイくん(3歳・オス)は、2021年3月21日から預かりボランティアのPさんが預かった。里親を募集するにあたり、茶白の毛の色がミルクティーの色に似ていたのでチャイくんと名付けたという。

保護の経緯は、エサだけもらっていた未手術のメスが生んだ子猫4匹のうちの1匹で、「この子達が大きくなって子猫が生まれたら大変だ」ということで、ボランティアの方に相談があり保護されたそうだ。

夜は一緒に寝てくれるように

Pさんのところに来てもなかなか慣れてくれず、Pさんがケージに近づくと奥に隠れてしまった。また、ちゅーるもお皿に入れないと食べてくれなかったという。

「気がつくと、約半年ケージの中で過ごしていました。8月に子猫を預かったら、チャイがソワソワして一緒に遊びたそうにしていたため、フリーにしました。それがきっかけで、触れるようになり、手からちゅーるも食べるようになりました」

現在は、まだ抱っこや爪切りはできないが、夜にはPさんのお布団で一緒に寝てくれるようになり、「撫でて~」と寄ってくるようになったという。元気で、無邪気に子猫と遊んでいるチャイくんの様子に、Pさんは癒されているそうだ。

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