「ヤツが…いる…!!」絶妙な場所に現れる自販機に親たちから「ワナだ」「わかる」「うちもこれ」の声続々

金井 かおる 金井 かおる

 ツイッターで育児絵日記を公開する「はみだしみゆき」さん(@HamidashiMiyuki)の新作「甘いワナ」が注目を集めています。

息子が大好きな「ヤツが…いる…!!」

 親子3人でランチに出かけたときのこと。駅構内に息子さんには見せたくない自動販売機がありました。息子さんの大好物「セブンティーンアイス」の自販機。「ヤツが…いる…!!」。食べさせてあげたいのは山々ですが、今から昼食というタイミング。はみだしみゆきさんはベビーカーを押す旦那さんにサインを送って方向変換。「さっきは危なかったね」「あの通路は要注意だね」と話しながらエレベーターを降りると、目の前にはーーというストーリー。

 作者のはみだしみゆきさんによると、息子さんのお気に入りの味はソーダフロートとカラフルチョコ<ミルク>。

 「ジュースの自販機は街中でたくさん見かけますが、セブンティーンアイスは『お出かけ』という楽しいイベントのときに利用する駅や商業施設などで見かけます。しかも、わが家の息子はアイスクリームが大好きなので、『お休みの日に楽しくお出かけしたとき、自分の大好きなおいしいアイスクリームが出てくる、特別な自販機』という、とてもハッピーなものなのだと思います」(はみだしみゆきさん)

 作品を読んだユーザーからは「めっちゃわかります」「うちもこれです」「完全にわが家です」「迂回してもいます」など共感する声が続々と届いています。

 「皆さん、絶妙な位置に置かれているセブンティーンアイスの甘いワナに引っかかっているようで『仲間……!』と思いました。コメントを見て、ガチャガチャやアンパンマンのジュースの自動販売機、キティちゃんのポップコーンマシンなど、街中にはいろいろなトラップがあるなと笑っちゃいました」(はみだしみゆきさん)

セブンティーンアイスは1983年発売

 セブンティーンアイスが登場したのは1983年。メーカーである江崎グリコのブランドサイトによると、当初はショーケースで販売していましたが、「季節を問わずさまざまなシーンで食べたい」という要望に応え、1985年から自動販売機専用のオリジナル商品として展開をスタートしました。

 ネーミングの由来は、17歳と17種類という2つの意味から。「子供向けのイメージが強かったアイスクリームを、17歳の学生でも楽しんでもらえるよう、バラエティ豊かな17種類のラインナップで、外でも手軽に食べられるワンハンドアイスとして誕生しました」(同サイトより)

 現在では味は26種に拡大(2023年4月)。季節により新商品との入れ替えもあり、1年中飽きずに利用できると好評です。ちなみに2022年に一番売れた味は「クッキー&クリーム」でした。

 自販機は全国の駅構内やショッピングセンター、アミューズメント施設などのほか、学校やスイミングスクールなどにも設置しており、最寄りの自販機が検索できるサービス「セブンティーンアイスMAP」もあります。

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