小学校でリコーダーを買うために配られた集金袋。購入費ピッタリ現金入れる封筒に、示された値段が1980円となっているのが、「意味不明過ぎる」と訴えたツイートが話題です。
団地ファンサイト「公団ウォーカー」を運営する照井啓太さんは(@codanwalker)は「小学校の教材の集金という『安そう』に見せる意味が全く無い場面で、1980円って値付けが意味不明過ぎます」「お釣り厳禁なので、集金する側もされる側も誰も得しないです。普通に2000円で良いです」と千円札2枚で済む2000円で売ればいいのに、と嘆いています。照井さんに聞きました。
2000円で売ればいいのに
リコーダーの購入費を集める集金袋は、照井さんの小学2年生の娘さんが学校で配られたものでした。集金袋をよく見ると、定価2310円のリコーダーを1980円に値引きして販売すると記されています。一方、Amazonでは1600円台で売られています。
ーー1980円という値付けについてどう思いますか。
「端数の件はさておき、名入れをしてくれるそうなので、価格は良心的だと思います。Amazonで各自注文となると、それはそれで間違えたりした時に面倒なので、学校でまとめて発注してくれるのは助かります」
ーー買い物ではクレジットカードや電子マネーを使う機会も増えています。
「盗難や紛失も怖いですし、現金持たせること自体、できればやめて欲しいですね」
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学校現場で今も息づく集金袋。現金を使う機会が減る中、お釣り厳禁で購入費ピッタリ入れなくてはならない集金袋は、保護者にとって小さくない負担感があります。教員側も袋ごとに金額を確認するのは手間でしょう。児童生徒も教員側も負担が軽くなるIT化が待たれます。