「家計の危機を立て直す方法」ランキング 「副業・ポイ活」「無駄を削る」を超えたダントツの1位は?

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

物価高などの影響で「家計が厳しい」と感じている人も多いのではないでしょうか。株式会社ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)が、全国の10~60代以上の社会人の男女500人(女性354人・男性146人)を対象として、「家計の危機を立て直す方法」に関する意識調査を2022年12月にインターネットで実施し、ランキング化した結果、ダントツで多かった回答は「食費を見直す」だったそうです。

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まず、「家計に危機感を覚えるとき」を聞いたところ、「貯蓄が増えないとき」(33.4%)、「出費がかさんだとき」(14.8%)、「お金のために我慢するとき」(14.4%)、「急な出費があったとき」(9.8%)といった回答が上位に並びました。そのほかの結果と回答者からのコメントは以下の通りです。

【1位:貯蓄が増えないとき】
▽通帳の残高が徐々に減っていくのを見たとき(55歳男性)
▽節約術を使って切り詰めているつもりなのに、貯金がほとんど増えないとき(30歳女性)
▽貯金用に回そうと思ったお金がカードの支払いなどで必要になり、結局貯金ができなかったとき(26歳女性)

【2位:出費がかさんだとき】
▽「車のタイヤ代」「家電の購入」など、大きなお金が出ていくとき(28歳女性)
▽衝動買いしてしまったとき(32歳女性)
▽子どもたちの進学時期(48歳男性)

【3位:お金のために我慢するとき】
▽友達に誘われたりしても、金欠で外食にいけない(26歳男性)
▽牛肉や海老など、好きな食べ物が買えなくて我慢するとき(30歳女性)
▽趣味関連アイテムの購入を躊躇してしまう。高い食材を買い控える(49歳男性)

【4位:急な出費があったとき】
▽月の出費にイレギュラーが出てしまったとき(30歳男性)
▽家電が続けて壊れたとき(47歳女性)
▽医療費など、予定外の出費がかさんだとき(57歳男性)

続いて、「家計の危機を立て直すためにしていること」を聞いたところ、「支出を減らす」(48.2%)が最も多く、次いで、「収入を増やす&支出を減らす」(26.0%)、「収入を増やす」(9.4%)と続いた一方で、16.4%の人が「何もしていない」と回答したといいます。

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また、「家計の危機を立て直すために何かしらしている」と回答した418人に「家計の危機を立て直すための具体策」を教えてもらったところ、1位は「食費を見直す」(170人)でした。以下、2位「無駄を削る」(127人)、3位「副業・ポイ活をする」(115人)、4位「光熱費を節約する」(50人)と続き、全体的に「支出を減らすための工夫」が多くランクインする結果となりました。そのほかの結果と回答者からのコメントは以下の通りです。

【1位:食費を見直す】
▽できるだけ安いスーパーに行く(23歳女性)
▽肉を少なくして代わりに卵で栄養バランスをキープしつつ食費を削る(42歳男性)
▽とにかく外食をしない。最近は自炊に加え、お弁当と水筒を持参し、貯金額を増やせるようにしています(36歳女性)

【2位:無駄を削る】
▽無駄な買いだめをしない(41歳女性)
▽不要なものは買わない。以前は「マンガ雑誌購入」「スマホゲーム課金」に月1万円程度使っていましたが、半分以下にしました(54歳男性)
▽衝動買いはせず、今すぐ必要なものでなければいくら安くても買わない。新品でなくてはいけないもの以外は中古ですます(63歳男性)

【3位:副業・ポイ活をする】
▽副業で月数万円の収入を得ている(31歳女性)
▽なるべくポイント還元があるクレジットカードやバーコード決済で支払う(44歳女性)
▽アンケートサイトにせっせと応募して少しでもポイントを稼ぎ、灯油代の一部にあてる(66歳男性)

【4位:光熱費を節約する】
▽電気代を節約するために早く寝る(23歳女性)
▽無駄な電気は消す(57歳男性)
▽待機電力を減らせるようにコンセントの接続を見直した。エアコンを使わず、毛布や着る服の枚数を増やした(36歳女性)

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