「所ジョージさんが『昔の嫁は可愛かったのに』の共演者コメント対して『もしそうなら俺らが奥さんを可愛くなくしちゃったんだよ』と迷いなく即答する男気がもう男でも震えた」
タレントの所ジョージさんの“名言”について紹介したりく社長@世界一の保育園さん(@dream5to5)のツイートに、12万以上のいいねが集まりました。
ミュージシャンやコメディアン、司会者など、マルチな才能を発揮する所ジョージさん。テレビ等で哲学的な数々の名言を残し、また愛妻家としても知られています。
「昔の嫁は可愛かった」と発言した共演者に対して、「もしそうなら俺らが奥さんを可愛くなくしちゃったんだよ」と“即答”したという所さん。ツイ主のりく社長さんは、その男気に「震えた」とコメントしています。
「奥さんへの愛を感じますね」
「すべてにおいて見習いたい視点」
「愛に心が向いてなければ即出ない発言ですね…これは」
「そんなことが即答できるような人になりたいです」
「所さんのコメントはいつも、カッコ良すぎますよね!」
リプ欄にも、所さんを称賛する声が多数寄せられました。また、ツイ主のりく社長さんも、自身の見解についてコメント。
所さんの「妻のせい、相手のせいではなく“自分はどうか”とまず先に向き合う姿勢」が素晴らしいと語りました。
『昔の嫁は可愛かった』という共演者の発言。無意識だったかもしれませんが、現在の状態について「相手のせいにしている」ととらえることもできます。このように、人はつい自分のことを棚に上げ、状況を他人のせいにしたり、責任を相手に押し付けてしまったりしてしまうもの。しかし、本当に大切なことは、物事に対して自分自身がどのように向き合うかです。
所ジョージさんの言葉は、まさに“夫婦”の課題について、自らが真っ向から受け止めたもの。だからこそ、言葉に説得力があり、多くの人たちの共感を得たに違いありません。そして、りく社長さんは、これはご自身の“夫婦関係”や“会社経営”にも共通しているといいます。
そんなりく社長さんにも、「所さんと同じくらいステキですよ!」と称賛のコメントがありました。
仕事でも夫婦関係でも、大切な姿勢は同じ
現在、経営者として保育園を運営されているというりく社長さん。一方で、愛する妻をもつ夫でもあります。今回、Twitterで所さんの名言を紹介されましたが、その「自分自身がいかに向き合うか」というテーマは、ご自身もこれまでの生活の中で実感してきたことだといいます。
「仕事上でも夫婦関係でも言えると思うのですが、相手のせいにしているうちは絆は深まらないですし、真の協力体制も信頼関係も生まれないと思っています」(りく社長さん)
サラリーマン時代のりく社長さんは、仕事上で出来ないことがあると「なんでこんなこともできないんだ」「何度言ったらわかるんだ」などと、他者のせいにしてしまっていました。
しかし、今ではそれは自分のエゴであり、怠惰であったと感じているといいます。
「相手の理解が及ばなかったり出来なかったりした時は、自分の教え方や伝え方が下手なのかもしれない。または仕組みが悪いのかもしれない――」
そのことに気づき、相手に寄り添ってともに解決しようとする姿勢をもつことで、仲間との絆も生まれました。その結果、りく社長さんの周囲は自分の考えに賛同し、助けてくれる仲間ばかりになったそうです。
また、りく社長さんは、この姿勢は夫婦関係にも言えることだと感じています。
「元は他人」である夫婦。やはり日常ではいろいろあるものです。りく社長さんも、奥さんからよく怒られてしまうのだとか。しかしそれでも、「真正面から妻のことを愛してます」といいます。
相手が嫌なことはしない、相手が喜ぶことをする――人間関係を築くうえでシンプルな鉄則。夫婦でも基本それは変わりません。しかし、ここに「俺だって」「そうは言っても」というような、自我やエゴの感情が入ってくるから厄介なことになるとりく社長さんは考えています。
「妻が幸せなら僕は幸せ。これは生涯変わりません。それだけは決めてます。頑固に(笑)」(りく社長さん)
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所ジョージさんの名言を軸に、自身の人生哲学についても語ってくれたりく社長さんは、現在「世界一あたたかな保育園の設立」を目指し、経営を行っています。
子どもはもちろん、仕事と家事を両立させながら子育てを行うママパパや、真摯に保育に向き合う保育士の仲間たち、皆が幸せになるような総合的な支援の仕組みをつくり上げたい――そのような想いで経営を行っているとりく社長さんは話します。
■りく社長@世界一の保育園さんのTwitterはこちら→https://twitter.com/dream5to5