「旦那にこの抱き方されると、だいたい魂抜けたみたいになる」とつぶやき、つぶさん(@tsubu_0401)がTwitterに投稿した動画が話題です。
そこに写っていたのは、赤ちゃんのようにゆらゆらと揺らされながらご主人の腕に抱かれ、「魂が抜けたみたい」に幸せそうに目を閉じている猫ちゃんの姿。
ご主人の腕の中で「ぬいぐるみ」みたいになった猫ちゃんについて、飼い主さんにお話を聞きました。
「抱っこのプロ」
「抜け殻になっちゃってますね」
「まるでぬいぐるみみたい…」
「抱っこのプロ」
「どんな魔術を使ってるんですかっ」
こんな愉快なリプライが寄せられたのは、もうすぐ2歳になる茶トラのまるどらの女の子、つぶちゃん。飼い主さんが保護猫活動で出会った、天真爛漫でお転婆な元保護猫です。
実は茶トラ柄の猫の大半はオス猫で、メスの出生率は茶トラ全体の2割程度。さらに、つぶちゃんのように全身がトラ柄の「まるどら」の女の子はかなり希少なのだそうです。そんなつぶちゃんがメロメロになる「抱っこのプロの魔術」について、つぶちゃんちのママさんに詳しくお話を伺いました。
コツは「男性の腕」の安定感
ーーご主人にこの抱っこをされるとつぶちゃんは毎回この状態に…?
「つぶは主人に抱っこをされている間、ゴロゴロ言いながらこのようになります」
ーーご主人の抱っこテクニックですが、右腕をつぶちゃんの両脚の間から差し入れて、手のひらでお腹全体をしっかりと支え、左手で顔全体を包み込むように支えてあげている…という感じでしょうか?
「はい。その通りです」
ーーママさんが同じ抱っこをした場合もつぶちゃんはこの状態に…?
「私も娘も同じ抱っこをやったことがあるのですが、上手く出来ませんでした。女性よりも男性の腕の方が安定感があるみたいですね」
ーー撮影後、つぶちゃんはどのくらいこの状態だったのですか?その間、ご主人の腕はしんどくなかったのでしょうか?
「抱っこの途中から撮影を始めたのですが、多分、3~4分くらいは抱っこしていたと思います。揺らすのを止めると我に返ります(笑)。主人に聞いてみたところ、そんなにしんどくないとのことです。10分、20分は楽にイケる、とのことでした」
◇ ◇
普段はやんちゃなつぶちゃんもメロメロになる、安定感ある抱っこテクニックとゆらゆら効果。リプ欄には、「うちの猫も抱っこ嫌いなんですが、この抱き方だとおとなしくなります。何が効くんでしょうかね?」という共感の声と同時に、試してみたけど失敗した…という経験談も寄せられました。
内臓などに負担がかからないよう、猫の身体全体を優しく支える「男性の温かくて大きな手のひら」も、猫ちゃんがリラックス出来るコツなのかもしれませんね。