タイムスリップしたような気分が味わえる「レトロな温泉街」 1位は「昭和レトロの雰囲気が漂う温泉地」

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温泉が恋しくなる季節。日本各地には、新スポットで賑わう素敵な温泉街はもちろん、レトロで雰囲気抜群の温泉街もたくさんあります。株式会社リクルートが発行する旅行情報誌『じゃらん』が、2022年12月に全国の20~50代の男女1088人を対象として、タイムスリップしたような感覚が楽しめそうだと思う温泉地を3つまで選んでもらったところ、「レトロ温泉街ランキング」の1位は、西暦900年代から湯治場として親しまれてきたともいわれる「四万温泉(群馬県)」が選ばれました。そのほかの上位の結果は以下の通りです。

▽タイムスリップしたような気分が味わえるレトロな温泉街ランキング

【1位:四万温泉(群馬県)】

山々に囲まれた「四万温泉」は、西暦900年代から湯治場として親しまれてきたともいわれる温泉地。日本では珍しく飲泉できる温泉で、源泉は全部で42本あり、そのうち39本が自然湧出で湯量豊富なのが特徴だそうです。
カフェや土産店が集まる温泉街は、懐かしのスマートボールや射的で遊べる遊技場もあり、昔ながらの落ち着いた街並みでどことなく昭和レトロの雰囲気が漂い、信号、コンビニ、ネオンなどが一切ない静かな風情を楽しむことができるといいます。

【2位:銀山温泉(山形県)】

豊かな自然の中にひっそりとたたずむ「銀山温泉」。細かな湯花が混じった乳白色の熱めのお湯は、体を芯から温めてくれます。白銀橋のそばにある共同浴場「しろがね湯」は、建築家の隈研吾氏が設計した趣のあるデザインで、優しい光をまとう間接照明は落ち着いた雰囲気。さらに銀山川を挟んで立ち並ぶ木造旅館は情緒あふれ、木製の格子窓や外壁のしっくい、ガス灯の街灯がともる光景は、まるで昭和初期にタイムスリップしたような雰囲気だそうです。

【3位:渋温泉(長野県)】

1300年前に開湯した「渋温泉」は、地面を掘ればすぐお湯が出るといわれるほど多くの源泉がある温泉地です。鉄分が多く、褐色を帯びたものから白濁するもの、緑がかったもの無色透明など、効能も成分もさまざまなお湯が特徴。
宿泊者には9カ所の共同浴場が無料で開放され、外湯巡りが楽しめるのもポイント。石畳が続く街並みには、2003年に国の登録有形文化財に認定された温泉旅館「金具屋」がたたずみ、古き良き温泉街の歴史が感じられます。

【4位:伊香保温泉(群馬県)】

万葉集や古今和歌集などにも登場するほど歴史の古い「伊香保温泉」は、2種類の源泉「黄金の湯」と「白銀の湯」を楽しむことができます。伊香保温泉のシンボルである365段の石段の両側には旅館や土産店、飲食店、射的などの遊技場もあり、風情漂う散策が満喫できます。そのほか、気軽に利用できる足湯や、その近くには昔石段に使われていた石を敷石に使った石段の湯があるなど魅力あふれる温泉街です。

【5位:黒川温泉(熊本県)】

7つの泉質を有する「黒川温泉」は、川沿いに旅館が並ぶ温泉街エリアと、街中から少し離れた里山に一軒宿が並ぶ奥黒川エリアに分かれ、素朴な雰囲気を残した温泉街。街全体の風景がまるで一つの旅館のように自然へと溶け込んでいるところも黒川温泉ならではの魅力といいます。
黒川温泉を訪れたらぜひ体験してほしいのが「入湯手形」による湯めぐり。27の旅館の露天風呂を巡れる入湯手形が2022年6月にリニューアルし、温泉街の飲食店や土産処でも使えるようになっているそうです。

※紹介している内容は2023年1月18日時点の情報です
※開催状況や営業に関する最新情報は各スポットの公式サイトをご確認ください

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【出典】
▽じゃらん/タイムスリップ気分が味わえるレトロ温泉街ランキング
https://www.jalan.net/news/article/701172/

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