一日の活動を終えて帰宅する際、皆さんは「帰宅途中にこわい思い」をしたことがありますか。ネット不動産型賃貸サービス「OHEYAGO（オヘヤゴー）」のTwitterアカウントのフォロワー457人に防犯に関する意識調査を行ったところ、3人に1人が「帰宅途中にこわい思いをしたことがある」ことが分かったそうです。
テクノロジーで不動産の賃貸取引をなめらかにするイタンジ株式会社が、2022年11月に実施した調査です。
最初に、部屋探しをする際に防犯を意識するか尋ねたところ、 「強く意識する」が34.1％ 、「多少意識する」が53.5％、「あまり意識しない」が9.8％、「意識しない」が2.6％となり、全体の約9割が防犯対策を意識しているという結果になったといいます。
また、部屋探しをする際に、防犯の観点から意識することを尋ねたところ、「TVモニター付きインターホンがある」が53％で最も多く、次いで「集合玄関にオートロックがある」が52.7％となり、以下、「防犯カメラが付いている」（44％）、「玄関ドアがツーロック」（41.4％）、「駅からの道の明るさや安全性」（40.9％）と続きました。
次に、帰宅途中に（防犯上）こわい思いをしたことがあるか尋ねたところ、「はい」が32.1％、「いいえ」が67.2％となり、3人に1人がこわい思いをしたことがあるという結果になりました。
また、帰宅途中に（防犯上）こわい思いをしたことがある人に、その後おこなった防犯対策について尋ねたところ、「歩行者が多い時間に通るようにした」が52.7％で最も多く、次いで「帰り道を変えた」が51.5％となり、以下、「防犯グッズを持つようにした」（29.6％）、「誰かと電話（またはフリ）をしながら歩くようにした」（25.4％）、「必ず同伴者と歩くようにした」（13％）と続きました。
続いて、過去に空き巣・強盗に入られたことがあるか尋ねたところ、 「はい」が7.4％、 「いいえ」が92.6％という結果となり、まわりの身内または友人が空き巣・強盗に入られたことはあるか尋ねたところ、「はい」が26.3％ 「いいえ」が73.7％となったそうです。
また、過去に自分自身、まわりの身内または友人が空き巣・強盗に入られたことがある人に、実際に行った防犯対策を尋ねたところ、「鍵を変えた」以外におこなった防犯対策は「人感センサーを付けた」（32.2％）、「鍵をツーロックに変えた」（29.2％）、「防犯カメラを設置した」（20.6％）、「窓ガラスに防犯フィルムを付けた」（13.3％）、「引っ越した」（12％）といったものでした。
