実際に働いてみて、変化する「会社選びで重要視」するポイント…「仕事内容」や「給与・待遇」よりも大切なものとは?

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自分にとっていい会社を見つけることはすごく重要ですよね。今現在社員として働いている人は、学生時代と比べて「会社を選ぶ基準」というものはどう変化したのでしょうか。社員として働く20代〜40代の200人に会社選びに関するアンケートを実施したところ、学生時代は「仕事内容」や「給与・待遇」を重視して選んでいたものの、今は「会社の雰囲気・人間関係」が最も重要だと思っていると回答したそうです。

株式会社Q.E.D.パートナーズが、2022年12月にインターネット上にて実施した調査です。

「過去に戻れるとしたら、もう一度今の会社に入社希望しますか?」と尋ねたところ、72.0%の人が今の会社は「希望しない」と回答。「もう一度今の会社を希望する」と回答した人からは「最高に働きやすい職場だから」「人間的に尊敬する上司に出会えたからです」「人間関係が良好で働きやすいから」「人材を大事にしてくれるから」「給料とワークライフバランスが見合っているから」といった声が寄せられた一方、「もう一度今の会社を希望しない」と回答した人からは「作業内容がかなり過酷だから」「給料が安く、転勤が多かったから」「残業代が出ない、上司が気分で仕事をする」「長い間パワハラを受け続けていたから」「新しい分野へのチャレンジや意見が全く通らないから」といった声が寄せられたそうです。

次に、「今の仕事の総合的な満足度を教えてください」と尋ねたところ、「満足(35%)/大変満足(6%)」(41%)、「どちらでもない」(27%)、「不満(28%)/とても不満(5%)」(33%)という結果になりました。また、今の会社に「満足/大変満足」と回答した人の65.9%の人は、「もう一度今の会社に入社希望する」と回答しました。

続いて、「学生時代に会社選びで『1番目』に重要視していたと思うものはどれですか?」と尋ねたところ、「仕事内容」が51.5%で最多となり、「給与・待遇」(24.0%)、「企業の将来性」(12.5%)、「会社の雰囲気・人間関係」(12.0%)と続きました。また、「2番目」に重要だと思っていたことを尋ねたところ、「給与・待遇」(45.0%)、「仕事内容」(22.5%)、「会社の雰囲気・人間関係」(20.0%)、「企業の将来性」(12.5%)という意見だったそうです。

さらに、「実際に働いてみて、重要だと思うことはどれですか?」と尋ねたところ、「会社の雰囲気・人間関係」(46.0%)が最も多くなり、「給与・待遇」(27.0%)、「仕事内容」(17.0%)、「企業の将来性」(10.5%)と続きました。

最後に、​転職の可能性について尋ねたところ、「転職を考えている」人は31.5%、「転職するかも」と答えた人は46.5%で、「転職しない」と答えた人は22.0%という結果になりました。

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