「それを言われちゃ…」小5娘がボートレーサーの父へ託したサンタへの手紙が話題 「父ちゃん頑張れよ〜」

渡辺 陽 渡辺 陽

お子様へのクリスマスプレゼントの準備、皆さん大変だったのではないでしょうか。何が欲しいのか直接尋ねる方もいるようですが、あの手この手で聞き出す人も。杉山裕也さん(@boatnari)は、ちょっと変わった方法でお子様の気持ちを探るのですが、今年のリクエストには度肝を抜かれたそうです。

その時のことを、「小学生の娘が書いたサンタさんへの手紙。2022最後にとてつもなく心にグサっときた。娘よ、それを言われちゃ父は返す言葉もございません。それにiPadって…。サンタさん泣いちゃう。本当にだいじょうぶ!?」とツイート。そこには、お嬢さんからサンタさんへの手紙の画像も添えられていました。

手紙には、「最近、私の父の稼ぎが悪いので」と書かれていて、「えっ!そんなことまで知っているの?」とドキドキせずにはいられません。杉山裕也さんはどんなお気持ちだったのでしょうか。詳しいお話を聞きました。

ーー毎年サンタさんに手紙を書いてもらうのですか。

「娘は小さい時から、お父さんだけがサンタクロースと連絡が取れると信じています。5年生になって周りの子に聞いたのか、『サンタはいなくて、本当はパパなんでしょ?』と聞いてきましたが、『信じていない人にはサンタクロースは来ない』と言ったら、例年通り書いてくれました!」

ーー手紙がギリギリだと大変ですね。

「そうです!手紙を見てからプレゼントを決めるので、24、25日に間に合わず、朝になって号泣することが度々ありました」

ーーなぜ稼ぎが悪いと知っているのでしょうか。

「私はボートレーサーをしているのですが、最近怪我して帰郷したり、予選通過できなかったり、本当に稼ぎが悪いのです。仕事で1週間缶詰になって帰ってくると結構ストレスがたまっていて、自分で勝手に散財してしまうこともあります」

ーー「私が絵を描いて稼ぐ」とは驚きですね。

「そうですね!めちゃくちゃしっかりしています。妻が病気がちなのでレース中に家をあけると不安ですが、娘がしっかりしているので安心な面もあります」

ーーiPad、用意できそうですか。

「もうiPadを持っているのですが、画面がひび割れているんです。でも、まだ使えるのでしばらくそのまま頑張ってもらいます(笑)学校からも勉強用に一人一台タブレットが配られているのですが、利用には制限がかかっています」

ーー帽子は大丈夫でしょうか。

「もう一つの願いのarbの方は、値段も配送も間に合いそうだったので注文しました!(笑)」

ーーダンスができるのですね。

「3歳からストリートダンスを中心に、ほとんどのジャンルのダンスを習っています。色々な大会で優勝もしているので、家に飾ってあるトロフィーは僕より多いです(汗)」

ーーダンスを将来に繋げていくとも書いてありますが。

「あの手紙には裏面に続きがあって将来の仕事について書いてあるのですが、娘は僕より努力家で、今までも頑張ってきました。たぶん、親が何もしなくても夢を叶えると思います。ちなみに3位くらいに女子ボートレーサーと書いてありました(笑)」

このツイートのリプ欄には、

「いくら稼いだら許してもらえるんだろ?(笑)」
「若いお父さんはみんな経験する辛さだよね。父ちゃん頑張れよ〜」
「一般男性の数倍稼げているので安心してください!!」
「将来を見据える、しっかりした娘さんですね」
など、たくさんのリプライが寄せられました。お父さんの励みにもなりますね!

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