サンタさんの存在を子どもにどう伝えるかは家庭によって異なりますが、サンタさんが毎年プレゼントを届けていると信じている子どもがいることを忘れたくない…そう思うツイートが話題になりました。
「私は小5までサンタさんを信じていたのに中学受験の塾で『サンタクロースはいないと知ったときのことを書きなさい』という作文問題が出て動揺しながら『サンタさんにもらった本の包みが紀伊國屋だった』という無いエピソードを書いて満点をもらったことがある。」
動揺しながらも満点の作文を書いたのは、Hinatic(スイカバー/@Hinatic)さんです。プレゼントをくれるのは「誰か」を知るタイミングはいろいろありますが、まさか塾の問題で知るとは!
このツイートに「もはや大喜利」「あああ…中2まで信じてた勢なので当時の記憶が思い起されて胸が痛いです…。」「そんなバラされ方あるのね」「今知りましたって書いたら先生の心情はどうなってただろうか…笑」というコメントのほか、自分の体験を書き込む人が集まりツイートは12.4万以上の“いいね”がついています。
「驚きました!我が家は全く同じことが実際にあり、山岸凉子さんの『日出処の天子』全巻が紀伊國屋書店のカバーにくるまれて贈られました。サンタへの夢破れた、小学生時代の懐かしくも苦い思い出です。」
「サンタさんは靴下にプレゼントを入れてくれると聞いて、枕元に靴下置いて寝てた。朝起きたら、靴下の中に折りたたまれた1000円札が何枚か入ってた… サンタが現金くれた……マジか……って思った。。。」
「夜にプレゼントを置いてそっと出て行く両親を寝たふりしして見届けた時、ちょっと嬉しかった それから数年は親の優しさを壊したくないと、気づいてないフリしてサンタさん宛に手紙を書きました!」
「私は、『サンタさんがいないと分かったのはいつですか』っていう街頭インタビューをしてる番組で知りました」
「僕も小5の時塾でサンタになって子供達を楽しませるみたいな文を読まされましたw」
「幼稚園の頃、5個上の姉にサンタはママとパパだよ!って言われてショックのあまりいるもん!って信じる事を諦められず、初めて子供にクリスマスプレゼントを用意した時にいないんだな…ってようやく認識できた」
でも!プレゼントを持ってくる人はサンタではないけれど、サンタさんはいるのですよね。
「サンタさんはいるよ!みんなの心の中に永久に存在する。」
「塾の先生なのにサンタさんがいること知らないなんて…( ゚д゚)」
Hinaticさんに聞きました
──問題を見たときは、「やっぱり」という思いもあったのかしら?
小さい頃海外に住んでいたので、かなりサンタの存在を信じていたのですが「周りの友達はサンタはいないって言ってるし、いない派として振る舞っておくのが小5としては適当」と思って、外では信じていない感じを装っていました。なので問題を見たときは大ショックだったのですが、外には出さなかったと思います。
──どんな作文だったのか、他にも覚えていることはありますか?
「サンタクロースの世界にも紀伊國屋書店はあるらしい。」という締めをしたのを覚えています。ちなみに本をもらったことはなく、いつも欲しいおもちゃなどをもらっていました。
──そうなのですね(笑)。家に帰って、作文の話をした?
話していません。作文が返却された時のこともよく覚えていません。
──ツイートが話題になりました。
作り話を書いた話なので、もっと嘘松みたいなこと言われるかなと思いましたが、意外とそうでもありませんでした(笑)。
──満点をつけた先生は作り話だとは思わなかったでしょうね。お子さんにはサンタさんをずっと信じていてもらいたいと思いますか?
こどもは2歳なので、サンタさんに夢があるうちは演出もしたいと思います。
──いつか「サンタさんはいないの?」と聞かれたら?
こどもの頃の私には確かにサンタさんが来ていましたし、サンタはいると答えます!
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Hinaticさんは、子どもやペットなどの写真でアクリルスタンドを作るネットショップを運営されています。好きな写真をもとに透明感のある可愛いスタンドをオーダーメイドで作ってくれるそうです。
■tommelise(アクリルスタンドショップ) https://hinatic.base.shop