パジャマ姿の2歳9カ月の男の子が、石油ストーブの前に座り込んでいる写真がツイッターで話題になっている。よく見ると、右側にはおもちゃのはしご車を筆頭に、消防車5台が集められている。「うーかんかんかん!うーかんかんかん!」。男の子はなんと、元気な声を出してストーブの消火活動に励んでいたのだ。
投稿したのは、男の子のお母さんであるねむ@2yさん(Nemu_0840)さん。12月上旬、朝ごはんの準備をしている時、ストーブ前とおもちゃ箱を行き来している姿が見えたという。お母さんが「何してるの?」と聞くと、「火を消しているの」。ストーブは近過ぎると危ないので離したが、その後も遠くで一生懸命に消火活動を続けていたという。
ツイッターでは、息子の発想の面白さに「石油ストーブ買ったら、息子が総力をあげて火を消そうといている」と投稿。返信には「可愛くて癒された」「頼もしいですね!」「将来は消防士さんかな」などの反響が寄せられた。やかんの注ぎ口を子どもに向けないでとの指摘もあり、参考になったという。
もともと乗り物が大好きな男の子。半年前まで住んでいた家の近くに消防署があり、毎朝保育園に行く前にはしご消防車をうれしそうに眺めていた。最近ははしご車の絵本も読み聞かせしていて、さらに消防車愛が深まっているという。消火活動の写真については、「ストーブを買ったばかりの時、『火がついているから危ないよ』と常に言い聞かせてきたので、これが消火活動の発想につながったのかも」とお母さん。子どもの豊かな発想に驚かされている。
消火活動の結末は…?「このあとしばらくして灯油が切れて火が消えました」。大きくなったら何になりたいのかお母さんを介して聞いてもらうと…。消防士ではなく「(電車の)運転士さん」とのこと。