カタールW杯のグループステージ全日程が終了し、決勝トーナメントの組み合わせが決まりました。ブラジルやアルゼンチン、フランス、イングランドといった優勝候補が順当に歩みを進めた一方、ベルギー、ドイツといった強豪国が姿を消しました。
E組を首位で通過した日本代表は決勝トーナメント1回戦ではクロアチアと対戦します。勝ち上がれば、ブラジルもしくは韓国と激突。その他、アルゼンチンはオーストラリア、フランスはポーランド、イングランドはセネガルと対戦します。
JX通信社（東京都）は、AIを活用した独自の数理モデルを構築し、すべての試合結果を1万回シミュレーション。その結果、クロアチアへの勝利確率は32.3%で、勝利した場合の対戦相手はブラジルになる可能性が高いことがわかりました。
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勝率21%だったスペイン戦
シミュレーション（日本時間1日10時時点）では、日本対スペイン戦の日本の勝率を21.1%、日本がグループリーグを突破できる確率を26.6%と予想していました。
日本代表の次戦は、グループFを2位で突破したクロアチア戦（日本時間5日24時キックオフ）です。最新のシミュレーション（同2日7時時点）によると、クロアチアに対する勝率は32.3%。
クロアチア戦に勝利すると、歴代最高成績となるベスト8進出が決まります。その場合、ブラジルと対戦することが有力（72.9%）です。
優勝するのは
シミュレーションでは、その時点での国ごとの優勝確率も計算しています。グループA〜Fからの決勝トーナメント進出国が出揃った現段階では、ブラジルが18.9%で最も高くなっており、アルゼンチン（14.9%）、スペイン（12.4%）が続いています。
「勝敗確率＆優勝国AIシミュレータ」は、サッカーワールドカップにおける対戦成績、各国代表チームの能力に関する情報、直近の国際試合での対戦成績を収集し、それらのデータをもとにして試合の勝敗を予測する数理モデル。対戦カードごとに各国の勝利確率を計算し、その確率に応じて勝敗（グループリーグは引き分けも含む）を決定する一連の過程を10000回繰り返すことで、各国のラウンド16進出確率や優勝確率を求めています。実際の試合結果を反映してシミュレーションを行うことで、大会期間中も毎日確率を更新しています。
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