人気タグ「#保護猫ビフォーアフター展」をつけて、monchico(@tatatano129)さんがTwitterに投稿した写真とツイートが話題です。
「顔つきはそのままに身体がデカくなった」というツイートと共に投稿されたのは、保護シェルターにいた頃の子猫時代の写真と、すっかり大きくなった今の写真。ツイートの通り、明らかに身体はかなり「デカく」なった猫ちゃんですが、顔は子猫の頃のままの「しょぼぼ顔」!
「ほぼほぼ変わってない顔、可愛い」
「ネッコ『子猫のままやで(顔が)』」
「見た瞬間予想外でぶふぉおってなっちゃいましたw」
こんな楽しいリプライが殺到した「しょぼぼ顔」のもと保護猫ちゃんについて、飼い主のmonchicoさんにお話を聞きました。
ビビりだった猫→「不器用な甘えん坊」に
「風邪が治って、元気がでれば、きっともっとハツラツとした子猫さんに戻るはず…はず…んんー違った…約2年経っても同じ顔だった」と、子猫の頃から約2年間保護されていた、保護猫シェルターのブログ写真にそう書かれていたのは、4歳になるもと保護猫の男の子、しょぼぼくん。管理会社に提出する「しょんぼり顔のペット写真」でも話題になった、茶白の猫ちゃんです。
シェルター時代、保護猫ボランティアさんの間では人気だったというしょぼぼくんですが、なかなか里親さんがあらわれなかったそうです。そんなしょぼぼくんに惚れ込んだのが、飼い主のmonchicoさん。ビビりで人見知りだという、もと保護猫のしょぼぼくん。飼い主さんご夫妻に大事にされ、少しずつ甘えん坊になったという、しょぼぼくん。その幸せな「保護猫ビフォーアフター」について、お話を詳しく伺いました。
昔も今も「大きくてカッコイイ猫」
ーー子猫時代の写真は、保護猫シェルターにいた頃のものですか?
「しょぼぼが保護されていた、保護団体『ねこけん』さんのブログを拝借しました。しょぼぼのことを里親募集サイトで知った時にこの写真の存在を知りました」
ーー初めて子猫時代の写真をご覧になった時のご感想は…?
「昔から変わらないんだなぁという嬉しさと面白さがありました。『ねこけん』さんのブログを見ていただくとわかる通り、保護団体の方々に愛されて育ってきたしょぼぼなので、これからは私が大切にしなきゃなと思ったのを覚えています」
ーー「身体がデカくなった」そうですが、しょぼぼくんの今の体重は…?
「8.2キロです。うちに来た時は7キロ前半くらいでした。その頃は普通体型と言われていましたが、今は少しぽっちゃりかもです…反省しています。この前、動物病院で7キロの猫ちゃんを見ましたが、やっぱりしょぼぼのほうが大きいと思いました」
オトナ猫がだんだん甘えてくれる喜び
ーーもともとしょぼぼくんは「ガタイのいい猫ちゃん」なのだそうですね。
「しょぼぼとの初対面の時から、私はずっとしょぼぼのことを、大きくてカッコイイ猫だと思っているので、個性的な顔のまま、たくましく育ってくれたことはありがたいなぁと思っています」
ーーお迎えされた時、しょぼぼくんは成猫だったそうですが、大人の猫を迎えることの良さは…?
「成猫は健康状態が安定している、もしくは疾患が把握できていることが多いので、育てやすいと思います。子猫よりも性格がわかりやすいので、自分との相性をみることができるのも良いところだと思います。何よりも、しょぼぼのような人見知りの猫が、だんだん甘えてくれるようになる過程の喜びは、何ものにも変えがたいなぁと感じます」
◇ ◇
見知らぬしょぼぼくんの家族について、「しょぼぼの両親の予想、ほっそり小柄な白猫ママ、顔が丸くて骨が太くて全体的にでかい茶トラのガタイパパ」と、ツイートしていた飼い主のmonchicoさん。こんな妄想が楽しめるのも、大人の保護猫ちゃんや保護犬さんをお迎えする喜びかもしれないですね。