サウナー専門ブランドを運営するTTNE株式会社は、2022年11月11日の「ととのえの日」に、今行くべき全国のサウナ11施設「SAUNACHELIN(サウナシュラン)2022」、サウナ啓蒙活動に貢献した「Saunner of the Year 2022」を発表しました。
今年の特徴として、「北こぶし知床 ホテル&リゾート」(北海道)、「sankara hotel&spa 屋久島」(鹿児島県)、「SANAMANE[SAZAE]」(香川県)と立地やデザイン性で世界に誇ることができる施設がランクインしました。「北こぶし知床 ホテル&リゾート」は、世界遺産・知床の大自然と流氷を見ながら入れる日本唯一のサウナです。「sankara hotel&spa」は、屋久島の東南、山を背に海を臨む緑深き高台に佇むリゾートホテルです。世界遺産の島で、自然に溶け込むスペシャルな体験ができます。アートの聖地・直島のグランピング型リゾート施設「SANA MANE」にあるサウナ「SAZAE」はその名の通り、サザエの外殻に着想を得た特徴的なフォルムです。
SAUNACHELIN 2022の特別賞は株式会社タマディック社の社内サウナ「LUOVA SAUNA」が受賞。社員の健康とコミュニケーション活性化を図る狙いで導入された社員専用のサウナです。様々な場面でサウナを体験できるようになりましたが、オフィスへのサウナ導入が評価されました。
SAUNACHELIN 2022 受賞施設一覧(ランキング順)
1.スパメッツァおおたか竜泉寺の湯(千葉県/流山市)
2. Thermal Climb Studio Fuji(静岡県/裾野市)
3. The Sauna(長野県/上水内郡)
4.北こぶし知床 ホテル&リゾート (北海道/斜里郡)
5. 8HOTEL SHONA FUJISAWA(神奈川県/藤沢市)
6.神戸サウナ&スパ(兵庫県/神戸市)
7. SANAMANE[SAZAE](香川県/香川郡)
8. SAUNALAND ASAKUSA -サウナランド浅草-(東京都/台東区)
9. sankara hotel&spa 屋久島(鹿児島県/熊毛郡)
10. The Hive(富山県/中新川郡)
11.お風呂とサウナ PARADISE(東京都/港区)
1位のスパメッツァおおたか竜泉寺の湯は、15種のお風呂や6種の岩盤浴、そして、こだわりの3種のサウナと温度・深さの異なる3種(女性は2種)の水風呂を備えた関東最大級のスパ&サウナ施設。目玉の「ドラゴンサウナ」では5基のサウナストーブが順次10分おきにロウリュをスタート。毎時0分には5基が一斉にロウリュをはじめるメッツァ名物「ドラゴンロウリュ」は圧巻です。
2位のThermal Climb Studio Fujiは富士山の麓に、お風呂のソムリエ・松永武氏がプロデュースした会員制サウナ施設。フィンランドから取り寄せたケロサウナや、ドイツのクナイプとトルコのハマムが同室で楽しめるテルマリウム、ドイツの伝統的なベンベルグサウナ、富士山の伏流水を注ぎ込んだ深さ1mの水風呂など、大自然の中に世界のサウナが集結。「サーマルクライム(熱の登山)」という、今までのサウナの概念を覆すような体験を味わえる、サウナ界の新テーマパークです。
3位のThe Saunaはアウトドアサウナのパイオニア。今年2棟の貸切型のサウナ小屋が新たにオープン。全4棟すべてが薪ストーブを採用しており、揺らめく炎を眺め、薪がはぜる音や川のせせらぎに耳を傾け、ヴィヒタや木の香りに包まれながら、やわらかな熱で汗を流すことができます。
今年はSaunner of the Yearは、タレントの藤森慎吾さん(オリエンタルラジオ)が3年連続グランプリ受賞で殿堂入り。3つのマイサウナ(SSS/しげおサウナ施設)を持つ芸能界きってのサウナーの高橋茂雄さん(サバンナ)も新たにノミネートされました。また、移動型宿泊施設「HUBHUB 日本橋人形町」を運営する三井不動産やサウナ界の著名人たちが監修する物販イベント「全国サウナ物産展」など、企業やイベントもノミネートされ、世の中にサウナが浸透していることが示されました。
Saunner of the Year 2022 受賞者一覧(五十音順・敬称略)
Aufguss Professional Team(アウフグース)
しらかばスポーツ(ウィスキング)
全国サウナ物産展(イベント)
高橋茂雄(お笑い芸人)
タナカカツキ(マンガ家)
十勝サウナ協議会(協議会)
藤森慎吾(タレント)
マグ万平の のちほどサウナで(YouTube)
総合不動産デベロッパー 三井不動産株式会社/HUBHUB事業三井不動産(企業)
柳橋弘紀(TVプロデューサー)
LAST PARADISE 死ぬまでに行きたい
日本のサウナ(書籍)
TTNEは、ととのえ親方こと松尾大、サウナ師匠こと秋山大輔が主宰する、サウナー専門ブランド。“オジさん”イメージが強い日本のサウナに、北欧のように若者を中心に幅広い層に受け入れられるデザインされたサウナ文化を根付かせたいと2017年に発足。11月11日をサウナの記念日「ととのえの日」に制定(日本記念日協会認定)。「Saunner」ロゴデザインによるファッションやグッズを販売するなど、日本におけるサウナのブランド化を目指しています。